東京音大はプロオケの合間に定演を入れようにも毎年なかなかタイミングが合わず藝大・武蔵音・
国立音大・洗足学園はしっかり定演などで聴いているのに東音だけずいぶんお久となっていました
東京音大シンフォニックウィンドアンサンブル
2019年5月3日 ホールC 17:00~ 《145》 Cond:松井慶太
【演 目】
新時代のためのファンファーレ (J.スタンプ)
オペラ・コミック「いやいやながらの王様」から スラヴ舞曲、ポーランドの祭り (A.E.シャブリエ)
戴冠式行進曲「宝玉と王の杖」 (Sr.W.ウォルトン) 祝典序曲 (J.イベール)
シエナ・ウィンド・オーケストラ
2019年5月4日 ホールC 13:15~ 《243》 Cond:栗田博文
【演 目】
エル・カミーノ・レアル (A.リード)
「くるみ割り人形」から 花のワルツ (P.I.チャイコフスキー/挾間美帆編)
パリのアメリカ人 (G.ガーシュウィン/真島俊夫編)
宝島 (和泉宏隆/真島俊夫編) :来場客と合同演奏
私は藝大を筆頭にムサ音・国立・洗足などの都内音大系や有力高校・大学の定演もよく出没する
のでそれなりのレベル感をもっているつもりなのですが今回の東音は今一歩の印象でした~
オケ編でもコメントしたようにフェス的にはいろいろな団体のいろいろな演奏を楽しむという視点
ではいいのでしょうが個人的にはオケ3公演と東音の演奏にちょっとフラストレーションが・・・
団体に共通するのは簡単に言えば有料(3000円)だから相応のレベルの演奏を披露してほしい
その一点なのですが他音大と比較して下手ではないが表現精度が金額に比例していなかった
ちょっと厳しいかもしれませんが諸事情があるにしても有料であるかぎりは評価もそうなるかな
ガンバ~
今年のLFJの順番がたまたまラストにシエナが来たのでブツブツ繰言を言っていた私の不満も
さすがは日本の3大ウィンドオケだけのことはある素晴らしい快演に救済されることになりました
私はプロオケの他に東京KWO年会員とシエナ会員なので各々定演は皆勤賞(古いか)ですが
栗田さんお得意のノリノリのタクトさばきも相まって特に1曲目のエル・カミは珠玉の出来映えでした
2曲目はシエナのオフィッシャルコンポーザー挟間美帆さん書下ろし編曲のチャイコの「花のワルツ」
原曲を踏まえたうえで挟間流必殺の編曲で織り成すサウンドを聴くのもまた一興の楽しいひと時でした
そして3曲目は真島さん編曲のパリアメもブラスサウンドで展開されるガーシュウィンワールド
栗田さんの指揮もマスマス冴えて大団円~フィニッ~シュぶらぁぼぉぉ~ありがとう~~
(挟間さんのHPはコチラMIHO HAZAMA Official Website)
最後は和泉宏隆さん(T-SQUARE)の「宝島」吹奏楽版~ひと昔前の佐渡裕さん指揮時代(今も
首席指揮者ですが・・・)にはアンコール兼来場者との合同演奏は「星条旗よ永遠なれ」でした
平成~令和時代は中高吹奏楽部員であれば必ず演奏したことがあると言われるこの曲が、原曲は
知らずとも各校定演などでは頻繁に取り上げられることからシエナでもこれで〆ることに~
昨年は楽器を用意して来場参加したボーイズ&ガールズは少々でしたが今年は50名程度参加
自然と場内からも手拍子が起こり大いに一体となって盛り上がりましたブラァビィィ~~
空席があれば飛び込んだりEホールでの無料コンサートを聴こうかと当初は思っていましたが
CD・DVD掘り出し物コーナーで思いがけないDVDを発見購入したのでトットと帰宅しました
続きは恒例と勝手に言っているLFJ番外編にて・・・