4~5日経つとなんだか随分ライブを聴いていない感覚になるのはちょっと変態化の兆候
まあともかく2月16日のTCPOの定演を初めてPASSする代わりに例年は行かない都民へGO
2019年2月7日
都民芸術フェスティバル
オーケストラシリーズNo.50
東京シティフィルハーモニック管弦楽団
Cond:高関健
Vl:山根一仁 ConM:戸澤哲夫
【第1部】
ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64 (F.メンデルスゾーン)
第1楽章 Allegro molto appassionato
第2楽章 Andante
第3楽章 Allegretto non troppo - Allegro molto vivace
【第2部】
交響曲第1番 ニ長調 「巨人」 (G.マーラー)
第1楽章 Langsam, Schleppend, wie ein Naturlaut - Im Anfang sehr gemächlich
第2楽章 Kräftig bewegt, doch nicht zu schnell
第3楽章 Feierlich und gemessen, ohne zu schleppen
第4楽章 Stürmisch bewegt
山根くんは随分お久しぶりでしたが前回聴いた印象から比較すると一段と進化したようですね皆さんも同じでしょうがオケコンサートに通っていると年数回は遭遇するのがメンコンですが・・・
聴く機会が多すぎて~よっぽど超絶な演奏でもない限りナカナカ惹きつけられない状態ですが
今回の彼のメンコンは空前絶後とは行かないまでもしっかり裏打ちされた技巧と美音でした
そして彼なりに咀嚼された演奏は特に最終章がなかなか面白く個性的で楽しめましたサンクス
後半は~はてさてどう言ったものか・・・東京CPO会員として数々の演奏会を聴いて来ましたが誠に残念な内容になってしましました9月定演までには高関さんがきっと建て直すと思いますが
私の1番のオシオケをディスルようでイマイチですが素直に印象を書くと~まず第1楽章の出だしこの曲の長大な序章の沸き立つフラジオレットのなかへステージ裏から聴こえるTpファンファーレ
あれ~今Tpコケなかったムムム・・・いやな予感が細かいことろから入りますが全体が小粒というかコジンマリとしている第1印象バイエルンのように伸びやかな若者の息吹とは申しませんが第1主題「さすらう若者の歌」もあれあれこの前のブラ1とは別オケのようなVcの響きでオイオイ~
第1主題〈さすらう若者の歌〉第2曲「朝の野原を歩けば」
以下省略しますが同じ年間会員の東フィルなどの大規模団体と違い、団員数も少ない自主団体の
弱点がちょっと露呈してしまいましたねほとんど自前だけでリハを重ねたブラ1の超名演と違い団員からいつもの熱量が感じられず萎縮しているしHrパートのエキストラは目いっぱい足引っ張り
アンサンブルがとかピッチがニュアンスが~とかの以前の段階でHrはハイトーンのソリは出ない~下吹きも音自体がグダグダ高関さんも楽章間にチューニングして立て直しを図りましたが
高関さんの指揮する後ろ姿へ「頼むぞ~立て直してくれ~~」とまるで運動会の親状態で応援
割とハッキリしたアーティキュレーションのキューを連発しゆさぶりを掛けつつ最終楽章の頂点へ
Tp&Tbはそれなりに健闘し、指揮者の指示なのか珍しくHarpがffであったり1stFlの音色が突き抜けていたり、いろいろハッとさせられる箇所もあっただけにただただ残念でしたリベンジですね
メンコンもそうですがマラ1も年に何回も聴く事に結果なってしまいますが、定演を除くとやはり来日オケで聴く事に絞っています例えば昨年のメータ/バイエルン放響の感動のマラ1のように・・・(その時の感想はコチラコンサート日記237)
しかし彼らが軽々と美演を披露するので、いつしか本来は高難度な大曲であることを忘れていたようですブルックナーのシンフォニーも同様大曲ですが、私も初心に帰り向合いたいと思います
ガンバレ~がんばれ~~東京CPOおう (また勝手の暴走してます)