コンサート日記237(メータ×マラ1×バイエルン放送響) | チャーリーの音楽の旅 ~ゴールド金賞~

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VPOのワーグナーを堪能してコンサート日記231)はや1週間が経ちましたが、第2メインの1回目ヤンソンス⇒メータへの交代を受けてマラ7⇒マラ1へ変更になりました仕様が無いですねウインク

 

   

 

 

 

 

 

2018年11月22日  

東京芸術劇場コンサートホール

東京芸術劇場 海外オーケストラシリーズ

バイエルン放送交響楽団

来日公演2018

Cond:ズービン・メータ   

 

【第1部】

交響曲第41番ハ長調「ジュピター」ハ長調K.551 

(W.A.モーツァルト)

第1楽章 Allegro Vivace        

第2楽章 Andante Cantabile

第3楽章 Minuetto:Allegretto      

第4楽章 Malto・Allegro

 

【第2部】

  

交響曲第1番ニ長調「巨人」ニ長調 

(G.マーラー)

第1楽章 Langsam, Schleppend, wie ein Naturlaut - Im Anfang sehr gemächlich

第2楽章 “Blumine”Andante con moto

第3楽章 Kräftig bewegt, doch nicht zu schnell

第4楽章 Feierlich und gemessen, ohne zu schleppen

第5楽章 Stürmisch bewegt

 

 

みなさんもご存知のとおり今年体調不良で来日を一度キャンセルしているメータ翁ももう82歳waa...

 

久しぶりに拝見した翁がやせ細り杖をつき介助者がついて指揮台の椅子へ座った姿にショックうーん

 

ギリギリの状態のようで本当に大丈夫か心配でしたが何という音楽への執念・強い意思なので

しょうか最低限の動きながらオケとの連携・意志の疎通はノープロブレム~来日に感謝でしたぐすん

 

  

 

 

今回は休暇に入って8日目~1映画&6公演が終わって後半6連続公演の折り返しニコさすがに

休暇にならず疲労蓄積を痛感うずまき昼からの所要を済ませてから演奏会に参上したのですが・・・

 

ということで、素敵なジュピターの演奏が強力な睡眠導入剤となったのか前半は爆睡でまったく記憶にございませんガーンなので他のブログetc.を参照ください~スミマセングラサン

 

ジュピター型音型♪

 

 

今夜のブルマラ団の集会でメインとなるタイタンを前にビールで眠気を振り払い復活~ビックリマーク

 

ブルマラ団広報担当としては、これまで山のようにマラ1を聴いて来ましたが久々の感動巨編祝日

 

第1楽章冒頭の弦の見事なA音のフラジオレットからOb&Fgの4度動機への緊張感のある繋ぎ、舞台裏からのTpファンファーレから~のVc第1主題・・・ゆったりしたテンポで朗々と歌います音譜

 

やはりメータはよき伝統な巨匠テイストで全編で歌わせるところはしっかりゆったりとテンポを

とり、弦も管楽器もそれに答えて指揮者といっしょに雄大壮大なまさに「巨人」を出現させますドキドキ

 

第1楽章で感涙しきりになったのは初めてでしたあせるこの緊迫感はなんなのだろう音符

 

第1主題♪

 

 

私は慣れ親しんだタイタンだったのでパンフは読まず、次に通常の第2楽章が始まると思っていたら何と花の章です~おおウインクTp&Vlの甘美なメロとObの儚い旋律に魅了される気品ある演奏でした合格

 

第3楽章スケルツォの弦の切れ味~第4楽章の物憂いカノンとそれに絡みつくおどけた行進曲イエーイ

どんどん演奏に引き込まれ気づかぬうちに私の姿勢も前のめりに・・・おっとガーン危ないあぶない

 

 

 

 

第5楽章(=通常の第4楽章)はまさにStürmisch bewegt(嵐のように)で劇的に展開^Hrスゴッ低弦やほかのパートもアグレッシブまつりメータ翁もここぞと攻めまくります~またもや幸福感MAX恋の矢

 

第4楽章第1主題♪

  

 

ただただメーター/バイエルンに身を委ねてマーラーワールドにどっぷりと全身をひたります虹

曲は楽章冒頭の序章に一度戻り静謐を取り戻すとラスト頂上へ向けて主題や動機を繰り返し

第1楽章ファンファーレの再現からコーダへ突入・・・いよいよオーラスへ~自然と握りこぶしにキョロキョロ

 

Hrの4度動機♪

  

 

ああ~何というフィナーレ勝利の凱歌がHrのスタンドプレイとともに高らかに壮大に歌い上げられキラキラ

 

またもや(ワンパターンですが汗)子泣き爺に変身サーフィンぶらぁぁぼぉぉぅ~~メータ&バイエルン笑い泣き

 

終演のあとゆっくり椅子から降りようとするメータを楽団員みんなが気遣っていることがヒシヒシとお願い

 

メータ翁はエネルギーを使い果たしているだろうに答礼のあと・・なななんとアンコールを1曲披露クローバー

 

洒落たポルカで~4onpu2

  

 

15日のVPOのアンコールも素晴らしかったが今回も双璧をなす軽妙な演奏~ブラァボゥクラッカー

 

曲の最後パーカスがグァッシャン~とクラッシュさせるとメータ翁が驚いた表情で振り向きニコリ会場は一転してガラッと和やかな雰囲気に変わりましたニコさすが~何もかも素晴らしかったOK

 

メータ翁の最後までやりきった姿と一体となって演奏したバイエルンにただただ感謝カンシャバレエ

 

ひとつだけ残念に感じたのはどんな場合も一般参賀を要求して拍手を続けるのはいかがかなはてなマーク

 

通常ならまあね~と思うもののメータ翁の状態を考えれば遠慮するべきでは・・・・ホールを出てしばらくしてドヨめいたので戻ると車椅子のメータ翁の姿~感謝の拍手をしたもののちょっとねもやもや

 

次回25日にはミューザ川崎でハルサイを聴きますがスーパーパワーHrだったので期待はMAXヒミツ

 

さあ今日の午後は東京TWOの定演でまたまた芸劇/池袋へGOです新幹線後ろ右矢印