コンサート日記168(ブロム翁×幻想×N響) | チャーリーの音楽の旅 ~ゴールド金賞~

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あっ~と言う間に桜は過ぎ去りホール周辺の木立も新緑がきれいな季節になりましたクローバー

昨日は永年に渡って指揮者として活躍のブロムシュテット翁に敬意を表しに行ってきましたニコニコ

 

  

 

NHK交響楽団 第1882回 定期公演 Aプログラム

Cond:ヘルベルト・ブロムシュテット  ConM:R.キュッヒル  

2018年4月14日 NHKホール

 

【第1部】

 交響曲第3番 ハ長調「Sinfonie singulière」 《ブロムシュテット校訂版》 (F.A.ベルワルド)

  第1楽章 アレグロ・フォコーソ ハ長調 4分の4拍子

  第2楽章 アダージョ-スケルツォ アレグロ・アッサイ-アダージョ ト長調 アダージョは4分の2拍子
  第3楽章、フィナーレ プレスト ハ短調 4分の4拍子

 

【第2部】

 幻想交響曲 作品14 (L.H.ベルリオーズ)

  第1楽章「夢、情熱」 (Rêveries, Passions)   第2楽章「舞踏会」 (Un bal) 

  第3楽章「野の風景」 (Scène aux champs)  第4楽章「断頭台への行進」 (Marche au supplice)

  第5楽章「魔女の夜宴の夢」 (Songe d'une nuit du Sabbat)

 

  

 

前半はベルワルド(1976年~1868年)の代表作ベル3はてなマークを初めて聴きましたが、彼はロマン派に

分類されているようですが、テイストは古典派~ロマン派の中間かなあかなう

 

演奏のせいか曲の構成は端正な印象ですが、3楽章形式でやや物足りなさもあるものの、

何回か聴くべきなのか~あるいは他のシンフォニーNo.1・2・4も聴く機会をもつべきか~ほっこり

 

浅学な私はシベ・ゲーゼ・ニールセン・グリークとか一部しか北欧系は知らないので勉強します長音記号2笑う

 

  

 

後半は幻想~果たしてミッキー井上(コンサート日記130)を超えられるか~というところでしたウインク

結果は良し悪しというより私の好みからすると、ミッキーに軍配があがりましたうずまき

 

高齢というイメージとは真逆の快速テンポによる引き締まった筋肉質な幻想と感じましたが、

N響もよく破綻せずアンサンブルを保ちながらついていっていたと変なところを感心しましたwaa...

 

あとはオケのバランスが意図したものだとは思うのですが、PiccやFgのかなりの強調があったり

弦部も各パートの受け渡しも強調されていて構造はハッキリしていましたがその分全体の厚みが・・・うーん

 

バランスだけでなくアーティキュレーションも極端につけている箇所もあり意見は分かれそうです虹

いろんな意味でN響しかできない演奏かなグラサンブロム翁の気迫は健在~いつまでもご活躍をニコOK

 

 

 

P.S.雑感

  TV録画が入っていると必ず出てくるブラボー親父ガーン今回もいましたびっくり

  ベルワルドが終わるや否や上ずり気味にフライング「ブラボー」プンプンアンポンタンビックリマークもやもや