Sさんに呼び出される
先日のブログで書きました、Sさんが退院して数か月。
無事職場復帰も果たされたある日、
「坂田さんにお願いがあるの。自宅へ来てもらえないかしら。」
と、お電話をいただきました。
元気になられたし、何の用事だろう…。
そんな思いでご自宅に伺いました。
Sさんのお願いは次のようなことでした。
「あのね、私の入院生活が長かったから、生命保険会社から結構な給付金が振り込まれたのよ。私が持っているとつまらないものを買って消えそうだから、このお金で私にLEMを教えてくれたIさんにも飲んでもらいたいの。坂田さんからも説得してもらえないかと思って…。無理かしら。」
私「…。」
「あげるんじゃないのよ。貸すの。元気になって、仕事が出来るようになったら返してもらうから。『ある時払いの催促無し』ってやつよ。私にLEMを教えてくれて、元気にしてくれたIさんにお礼がしたいの。こんな良いものが目の前にあるのに、お金のことだけで飲めないなんて悔しいじゃない。」
びっくりしました。
同病相憐れむとは聞いて知っていましたが、まさかこんな大金を、数ヶ月間病院で一緒だっただけの方に使えるものなのか…と。
Sさんの口から語られる言葉ひとつひとつが、まるで神様がSさんに言わせているような錯覚を感じながら私は受けとめていました。
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注意）文章中に掲載されるお話はその方個人の感想と実際のご体験となります。また、投薬治療等も行われておりLEMをはじめとした食品のみでの効果とは限りません。予めご了承ください。