外反母趾のお話
皆さん、『外反母趾(がいはんぼし)』って知ってますか?
※先天性と後天性がありますが、ここでは後天性のもののお話をしていきます。
よく、ヒールの高い靴を履くとなると言われますが、学術的には「靴を装用する機会が増えた」ことで外反母趾の治療対象が増加傾向になった、とされており、ハイヒールに限らないと言われています。(ハイヒールの方が発症確率が高いとは言われていますが)
ちなみに厚生労働省によると平成5年の調査では約3,000人だった患者数も、令和2年の調査では約10,000人。
3倍以上に膨れ上がっています。
<参考資料>外反母趾診療ガイドライン2014(南江堂)
<参考資料>令和2年 患者調査 傷病分類編(傷病別年次推移表)(厚生労働省)
その症状ですが、特徴的な症状は足の母指(親指・母趾)の先が人差し指(第2趾)のほうに「くの字」に曲がり、つけ根の関節の内側の突き出したところが痛みます。その突出部が靴に当たって炎症を起こして、ひどくなると靴を履いていなくても痛むようになります。(日本整形外科学会HPより引用)
常時痛みがあるうちはあまり動かさない方が良いですが、予防方法も日本整形外科学会HPに掲載されています。
1.母指のつけ根はフィットして先はゆったりとした履物を選びます。
2.足の指のすべてを開く(グ、チョキ、パー)ような、外反母趾体操を毎日行います。
3.両足の母指に輪ゴムをかけて足先を開く体操を行います。
4.母指と人差指の間に装具をはめます。
4の通り、装具での予防法もありますので下記参考のホームページでご覧ください。
<参考資料>症状・病気を調べる/外反母趾(日本整形外科学会)
関節の炎症が強くなると関節の破壊も進んでしまうので、出来る限り炎症は正常に終わるようにしたいですね。
痛いときには運動は無理せず。
食事は抗炎症効果のある食物を選んでみましょう!
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