ようやく、落ち着き始めましたので、
ずっと書きたかった子猫のはなちゃんの成長記録を綴りたいと思います。
もし、子猫を保護した時に、何かの役に立てられれば、と思っています
2014年3月31日、私は普段通り、夕方ちーちゃんの保育園にお迎えに自転車で行きました。近所にあるごみ置き場を通り過ぎた時に、何かか細い声が聞こえたのです。「ふにゃ~」みたいな。
あれ?猫でもいるのかな?と自転車を止め、ゴミ置き場の周りを見ましたが、猫らしき姿は無く・・・。でも、ふにゃ~という声は聞こえます。ふと、スーパーのレジ袋が目に止まり、覗くと、黒い物体が!
「もしかして、子猫??」
中から取りだすと目も開いていない、へその緒もついたままの生まれたばかりの真黒な子猫でした。鳴いてはいましたが、体は冷たく、明らかに衰弱していました。私は慌てて家に戻り、ちょうど旦那さんが夜勤前で家にいましたので、とりあえず子猫を温めるようにと託し、保育園に急いでお迎えに行きました。
お迎えから戻り、動物病院へ電話して診察終了ギリギリに行って、子猫を診てもらいました。
体重は83グラム。恐らく今日生まれただろうとのこと。体温は小さすぎて測れず。衰弱しているのでとりあえず点滴をしてもらいました。先生曰く、体温も低く、衰弱しているので生きる確率は半々、と言われました。
先生からミルクの与え方を教わり、ミルクと小さなシリンジを購入。その夜から2時間おきの授乳がはじまりました。夜中も2時間おきに起きてミルクを与えました。1回に飲む量は0.5~1.0ml。
4月になるとはいえ、まだ寒かったので、みーちゃんを入れていたキャリーバッグをお部屋にして、湯たんぽを敷き、子猫を温めました。
もちろん、おしっこは自力でできないので、授乳の度にティッシュでお尻を刺激しておしっこさせ、そして濡らしたガーゼで体を拭いてあげました。
これでは、会社に行けない・・・。
翌日は会社にウソをついてお休みしました・・・。
運よく?旦那さんが交替勤務でしたので、すれ違い時間を利用して、私がいないときは旦那さんが授乳、二人がいないときは動物病院に預けることにしました。
3日目で体重が100gになりました。3日目には1回に飲むミルクの量も4.0~6.0mlまで飲むようになりました。
生まれたばかりの真黒な猫は、猫ではありません。ネズミ?モグラ?そんな感じです。でも、良く見ると鼻のところにちょっと茶色い線があります。どうやらサビ猫ちゃんのようです。
そして・・・一番大変なのが みーちゃん。
子猫を警戒して、保護したその晩から、私に「シャー!」と威嚇し、
決して傍に近寄ってはくれませんでした・・・。泣