2月からヨガのクラスお休みをいただいていてご迷惑をお掛けしています。

 引き続き、果樹園の作業が落ち着く7月いっぱいまでお休みをいただきたいと思います。
大変たいへん、ご迷惑をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

回数券をお持ちの方はクラスを再開した際、そのまま使い切っていただけます。
返金も受け付けますので、ご希望の方はお申し出ください。


 私は、今こんなふうに生きています。


そんなことを綴りましたので、お時間ある方はさらっと目を通していただけたら嬉しいです。




 昨年末に父が小脳膠芽腫で倒れ、ダムが決壊するように、怒涛の日々が始まりました。

 父は12時間に渡る手術をしましたが、その後の治療はやめにして、3月に実家に帰宅しました。
 在宅の介護、父の代わりに広い果樹園の作業と、いつか起こるかもしれないとは、何となく想像はしていたけど、思ったよりいきなり沢山のことが押し寄せてきました。

 ヨガのクラスは慣れない剪定作業に集中させていただくため2月からしばらくお休みをいただいていました。1ヶ月のつもりが、3月に帰宅した寝たきりの父の介護も加わり、あまりにやることが多く、どんどん伸びてしまって、7月いっぱいまでお休みをいただくことにしました。

 父はというと

退院当初は、正直言って1ヶ月持たないかもしれないと思っていた容体でしたが、自宅に帰り落ち着くからなのか、寝ながらの横向きでしっかりご飯が食べられるようになり、肌艶良くなって、起き上がれなくて低空飛行でも、畑に行きたい気持ちが湧き上がるほどになってきました。
相変わらず寝たきりで虚ろではありますが…。
  
 
 初め私は

 何を食べさせたら良いか、何をしてあげたら良いのか、おむつ替えのタイミング、点滴、訪問してくれる先生、看護師さん、リハビリの療法士の方、訪問入浴のタイミングなどもあいまって、まったくどうして良いかわからず、きちっとやらなければが優先して、いっぱいいっぱいになってしまいました。

 父の食事の世話、なかなか進まない剪定作業、一番嫌いな果樹園の消毒をしなければならないこと、母とも波長がうまく合わずイライラ、自分の生活が消え、料理を自分の家で作ることがなくなり、食生活も変化して、いきなり変わった日常に、めまいがして倒れたことも。

ヨガのクラスもお休みをして皆さんにご迷惑おかけしているのも気掛かりでした。


 そんな日々の中


 ベットに寝たきりの父が「黄金が出た。」と真面目にうんちが出たことを伝える言葉に、母と大笑いしたり、「(点滴を)つ・な・が・な・い・で」と可愛くお願いされたとか、「お父さんは今日も『歩いて俺は便所に行ってくる』と足をベッドから投げ出してる」と母がオムツ交換から手を拭きながら報告してきたり、

手術をしてからフィルターが取れたような父の面白い言動を、母と報告しあうことで笑いが起こり、それは殺伐とした日々を上手く乗りこなすエネルギーとなりました。

 歩くことも立つことも座ることもできない父が、SS(消毒の車)を動かす私を心配して、「まだ帰ってこないのか、無事に動かせているか見てこい」と偵察にいかせようとした、と伝える母の言葉に、おむつをしていても、どこまでも親である気持ちににほろりとしたことも。


 母とはお互い助け合う存在です。 


 農作業は、82歳の母がいなければ分からないことだらけですし、父の介護も母のサポートがなければ成り立たちません。

 でも高齢で体を動かしにくい母の一生懸命の努力が、かえってイラつきの原因になり、親だから出る感情なのだろうけど、お互い心でぶつかり合っているような嫌な気分になることもあります。 

 そんな、気分がとても悪いある時、母の一生懸命にふと「ありがとう」と伝えた時、自分の気持ちがすーっと楽になりました。

 潤滑油を得たようにお互いの心がぶつからなく、かえって母の気持ちを思いやることができました。

こんな簡単なことだったのだ、と気が付いたのですが、私にとって母があまりに近すぎてなかなか素直には言えない言葉です。


 でも父が倒れた事で、60歳近くなってからぶつかり合う母に、ひとりの人間としての母を知ることができた気がします。


父の病気は 

 身の回りの人々の温かさも、家族に病気の人がいることの大変さも、病気の人の心の葛藤も、家族の気持ちが時に一つになる心強さも、人の終末の心の動きも、何もなければ知ることがなかったことばかり教えてくれました。

 

 そんなことを感じながら、生徒さんたちも自身の生活の中で、さまざまな経験されて日々過ごしているのだなと思い、偉そうに知っていることを鼻高々に話していた自分が、とても恥ずかしいくなりました。

 経験をするということは宝ですね。 


取り留めのないことたくさん書いてしまいました。


7月すぎたら、またヨガのクラスが再開できることを願って、日々努力します。


 私も身体がバキバキとしてます。

 こんな感覚をみんな感じていたのだなと思いながら

 日々のどこか空いた時間、身体を呼吸とともに動かして空気を体に通しています。


 久しぶりの美容院で、わー肩柔らかいですね!とびっくりされて嬉しかったこと自慢したいです。



柔らかい土にハマってしまったマリオカートの草刈機。

困り果てている私に、父が「SS(消毒の車)で引っ張り出せば良い」とベットから母に伝えてくれた。オムツしていても頼りになる父である


3月の陰ヨガクラス

引き続きお休みさせていただきます。

ご迷惑おかけしますがどうぞよろしくお願い致します。





 高齢現役で果樹園の仕事をしていた父が、最後のリンゴを収穫後、小脳腫瘍で急に入院することになりました。
 いつも家の周りのどこかで作業をしている父の姿が見えないのはとても寂しく、畑も元気なく見えます。

 この時期の剪定を気にしている父の為にも、梨の剪定を素人ながら始めました。
 やってみると、今まで何気なく見ていた梨の木にも、エネルギーの流れの方向があることを知りました。
上に上に流れるエネルギーは、主幹の先端に辿り着くまでに、先端より高い部分があると、そこにエネルギーの流れが溜まり、そこに実る梨はやたらデカくあまり美味しくないものが実るのだと気がつきました。

人の身体も、梨の木も、同じなんだな。
同じように自然の流れの中にいるのだと、剪定作業しながらおもいました。

空を向いているので、高いところを飛ぶ飛行機や、横切るトンビが目に入ってきます。
こんな景色を見て父は作業していたのだな。

そしてお知らせです。

あまりに素人すぎて剪定作業が夏までかかってしまいそう。
なので剪定に集中したいと思います。

誠に勝手なのですが

2月の陰ヨガクラスをお休みします。

いつも来てくださっている方々、計画に入れていたてくださっていた方々にはご迷惑をおかけしますが、ご理解どうぞよろしくお願いいたします。

3月はクラスを再開したいと思いますので、またどうぞよろしくお願いいたします。