まいど
教祖でっす😇
はい。
医療関係においては大きなニュースですなあ。
京大病院で世界初の肺肝生体移植に成功やと!
ちょっとだけ臓器移植について知る機会があったので感動してます。
移植。
いうても腎、心臓、肺、肝臓、大腸、組織、角膜と様々な臓器が
移植手術がある中、
「脳死」の状態(心臓は動いているが脳幹が死んでいて数時間後に心臓も停止する)からでないと
腎臓と角膜、組織以外は「ほぼ」移植できんのがこれまでの常識やった。
ところが、脳死のドナーが出なくても
生体からの移植が可能になったってこと。
ただし、ここで重要なのは一人の人から肺全部や肝臓を取り出してしまうことはできんので、身内のドナー3人から部分的に移植をすることで成功したっちゅうスゴ技。
まず臓器提供は生体からと死体(脳死OR心停止)に分けられる。
脳死状態からの臓器提供は日本では非常にハードルが高い。
日本古来の死生観の問題、心臓が動いているもうひとつの「死」が身内となるとなかなか受け入れられない、意思表示と遺族の同意や医療施設側の体制、マンパワーなど克服の難しい課題は多い。
脳死での移植は、欧米諸国と比べ、日本は非常に厳しい数字。
心停止からでも可能な腎移植でさえ、国内で1万人を超える移植待機者を満たす数が出ていない。
腎疾患の重度の患者さんは透析等週3日、1回5時間ほど拘束されながら命を繋いでいる。
脳死判定の現場って、とにかく時間が少ない。
救命から脳死判定に至るまでたくさんの手順があって、その短い時間にドナー家族に移植について説明し、その意志を確認する。
この時間を有効にするには大切な人、身近な人に「意思表示」しておくことが重要とされています。
保険証、免許証の裏面、意思表示カードへの「自分はどうしたいか」を書いておくことによって
その可否が判断できる。またそのことをできるだけ家族などと話しておく。
意思表示は「YES」でも「NO」でも尊重される。
どちらを意思表示しても良い。
したくない人は「したくない」に○
提供したい人はしたい臓器だけ○(したくない臓器には☓)をつければ良い。
医療現場にとってもドナー家族にとってもこの意思表示は非常に重要な役割を果たします。
脳死、心停止後から臓器移植は意思表示から始まります。
この程度のことしか説明できんけど、
詳しいことは「公益社団法人日本臓器移植ネットワーク」HPを検索していただければわかります。ご参考まで。