年賀状じまい | がんちゃんの雪山讃歌

がんちゃんの雪山讃歌

石川の山スキーヤーがんちゃんが登山、山スキーを中心とした日常生活や山への想いをつづります。
ヤマレコもやってます。(HN:Sanchan33)

年賀状を出さないという人が増えているらしい。 

 

 

わかる。
自分もその年賀状をやめた人のひとりだからだ。
毎年100枚規模で年賀状を購入し、ひとりひとり手書きでコメントし、去年は誰からもらってたっけ?と確認し…年一回とはいえかなり大変な作業だしコストもかかる。
もちろん年賀状を送ることによるメリットも大きい。
普段なかなか連絡が取れない友人・知人の近況を知ることができる数少ない機会になるし何よりもお正月気分を味わえるイベントのひとつとなる。
 
ネットが普及したおかげで大抵のコミュニケーションはお金をかけずにリアルタイムに済ませられる時代になった。
そんな中で年賀状の存在意義が問われるのは当然のことだろう。やめてスッキリしたという声も多いようだ。
 
過去に当たり前だった習慣が世の中の環境の変化に伴って変わったり淘汰されたりする。
正月営業の飲食店やコンビニが増えた影響でおせち料理を食べる人も少なくなっただろうし、仕事の馴れ合いが減った影響でお中元やお歳暮なんかもかなり減ってきている。
トランプや花札なんかもTVゲームの影響ですっかり出番が減ったのではないだろうか?
そのうち年賀状も昔懐かしの風物詩になってしまうのかもしれない。
 
環境の変化といえば温暖化も深刻だ。
このまま温暖化が進んで雪が降らなくなったら山スキーもできなくなるかもしれない。
年賀状どころじゃない。「昔は山スキーっていうスポーツがあってね…」なんて会話にならないように今から祈るしかない。
「ほら、これが雪だよ!」みたいな会話を交わす時代が来ませんように・・・