暖冬暖冬…毎年同じ時期に同じようなことを言っている気がする。
「昔は寒くて雪が多かった」と言うが、本当だろうか?
気象庁のHPを見ると100年で1℃くらい上昇しているらしい。
積雪量も確かに昔は多かったようだが、その中でも多い年と少ない年は存在していたようだ。
「暖冬」という言葉は自分が高校生だった約30年前から既に使われていたと思う。
その頃は山スキーはやっていなかったので一般スキーヤーとして単純にスキー場基準で考えていたわけだが、12月に入っても、クリスマスになってもスキー場がオープンできない年もあってやきもきしていた記憶がある。
ちょうど30年前の1989年12月、高校の部活(スキー部)の合宿で白馬に来たものの、全く雪がなくてランニングばかりしていたという苦い思い出がある。
高校生ながら雪のない白馬に来て野郎ばかりで昼はランニング、夜はゲーセンでUFOキャッチャーをやらなければいけないのかとボヤいていた。
だが、どれだけ暖冬と言っていても降る時は降る。
相対的に雪が多かったり少ない年はあるがスキーが全くできない年はなかったし、なんだかんだで毎年11月に初滑りをして翌年6月まで滑り倒している。
行先が変わったり、アプローチでチャリを使う羽目になったりするだけでどれだけ暖冬でも山スキーは楽しめる。
むしろチャリが使えればアプローチは楽ちんじゃないか!…そう自分に言い聞かせてガッツリ雪が降る日を待つしかない
去年の11月18日。今年と同様に暖冬だと言われながら標高2,500mの四塚山でも全然雪がなかったが…
1ヶ月後にはちゃんと御前峰山頂からガッツリ滑れるくらい雪が積もっていた。