今日は白山 10月のお参りへ | がんちゃんの雪山讃歌

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石川の山スキーヤーがんちゃんが登山、山スキーを中心とした日常生活や山への想いをつづります。
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今日は白山、10月のお参りに行ってくる。

 

どうせ白山へ行くなら北部白山からガッツリ…と思っていたが家の事情で午前中には帰らなければならないので別当出合からサクッと登ろうか。

今回は色々と念入りに願い事をしなければ。

 

10月の下旬の白山は下部以外は紅葉も終わって冬支度に入る。

 

室堂や南竜の山小屋も先週で営業を終えたので実質的に日帰り登山者しか登れなくなる。

(南竜でテン泊という逃げ道が本来はあるのだが、今年はクマ出没問題で使えないため)

 

ところで、あるSNSを眺めていたら室堂ビジターセンターが10月15日で営業を終えたことについて「気づかないので登山口に張り紙をしてほしい」という投稿があった。

 

それに対して他の人から「室堂が営業しているかどうかくらいHP等で調べてくるのが当たり前」「観光地じゃないんだから」、とか「非常識だ」といった非難の声が寄せられていた。

 

これらのコメントはある意味正しいと思うのだが、「今年の室堂、南竜ヶ馬場の営業は終了しました」くらい貼り紙で告知してもよいのでは?と感じた。

 

白山のメジャールートは残念ながら観光地と言わざるを得ない。

 

砂防新道についてはとことん石畳が敷き詰められ、登山道というより遊歩道なみに登りやすくなっている。

特に夏休みは普段登山をしない一般人でさえ軽装のままで白山へ登っていく。

 

正論で「登山者は事前に情報を収集するのが当たり前だ」と吐き捨てることは簡単だが、事実として一般人を含むハイカーも簡単に足を踏み入れられる状況であるという点も考慮すべきではないだろうか。

 

悪気なく足を踏み入れてしまうハイカーを意識して張り紙ひとつ貼っておけば無駄な遭難を防ぐことに繋がると思う。

 

白山に「遊歩道」を作ってしまったのだから、歩く人の属性についても「登山者」だけではなく「一般ハイカー」も訪れる前提で注意喚起をすべきというのが自分の考えだ。

 

「登山者なんだからしっかり調べてからこい!」というより「遊歩道にしてしまったんだから遊歩道レベルの丁寧な案内を」ということだ。

 

この辺のことは色んな意見があって良いと思うし、一方的に非難するのではなく紳士的に議論すればいいのではないだろうか。

 

いずれにしても白山は冬に入る。

もうすぐ自分たちの静かな白山が戻って来る。

 

もしかすると雪化粧をする前の最後の白山になるかもしれないのでじっくり景色を楽しんできたいと思う。

 

たまには大汝でお日の出を眺めに行こうか…ていうか晴れるのかな

 

この時期は乗鞍岳の右肩、八ヶ岳の上から日が昇るはず。

 

今日の記録は明日アップします!