あの頃なぜ僕らはペンライト自作に夢中だったか | さんちゃん@れに推しと申します。

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※2018/04/30加筆修正しました。

 

もしかすると最近ファンになった人は馴染みが薄いかもしれませんが、ももクロファンには自作ペンライト(自作シート)の文化が根強くあります。特に夏西武から紅白新規、2013年くらいまでは自作ペンライト文化が盛んだったように思います。

例えばこういうのが自作ペンライトです。(2013年に作った動画)

 

なぜあの頃僕らが自作ペンライトに夢中だったのか、書いてみます。

【要約】
1:当時は公式ペンライトが入手しづらかった。
2:キンブレの流行でキンブレが入手しやすかった。
3:僕の動画など、自作ペンライトを紹介する文化があった。


↓↓↓↓ 詳細 ↓↓↓↓


2012年は爆発的にももクロのファンが増えた年でした。新規ファンはもちろんグッズを購入しますが、2012年のバカツアーでは公式ペンライトが売り切れ、夏西武では「ベアダー推しペンライト」という謎のペンライトしか販売されませんでした。
つまり、2012年は夏西武新規が一番多いわけですが、そのほとんどが公式ペンライトを購入することができなかったのです。
 

写真:ベアダー推しペンライト


このベアダー推しペンライト、形は可愛いんですが、勝手に5色を繰り返し点灯するだけでなく光量がとても弱い…。しかも妙に大きい。せっかく初めて購入したペンライトなのに周りの人より明らかに引け目を感じるものでした。(あくまでも僕の個人的な主観です。)

周りのモノノフは今までのツアーで購入した公式ペンライトを持っています。明らかにベアダー推しペンライトよりも細身でかっこいい。ももクロのロゴやイラストも入っている。そして何よりも単色なのが羨ましかった。どうしてもああいうペンライトが欲しくて色々調べたところ、なんとシートだけ加工すれば、市販品のキンブレ(KING BLADE)にもももクロのロゴが入れられることがわかりました。

公式ペンライトが手に入らない。でもロゴを入れたい。これこそが当時自作を始めたきっかけでした。
そうして当時、パソコンが得意な人たちは次々にキンブレ用の自作シートを作成し、mixi(ミクシィ)やツイッターなどで自分の作ったペンライトを公開したのでした。

(余談ですが、僕は当時は2ちゃんねるの住人でしたが、2ちゃんねらーからは「ペンライトの話題はももクロの話題じゃない。出て行け。」みたいなことを言われ、mixi(ミクシィ)に移住したのでした。)

2012年に僕が初めて作った自作ペンライトはこれです。

トレーシングシートに印刷しただけです。懐かしいです。



自分の動画ばかりですが、次はキラキラシートを活用したシートを自作しました。
これが当時は画期的だったようですが、僕のアイディアではなく、横浜の東急ハンズ(移転前)の店員さんと相談して編み出した方法でした。

 

こんな風に当時はYoutubeやニコ動、mixi(ミクシィ)に動画や画像を貼ったりしてみんなで自作ペンライトを見せ合ったりしていました。

 

2012年後半には「エンジェルももたんvs悪魔ちゃんペンライト」という公式ペンライトが発売されますが、最初に販売された香川クノの物販では即完売。そのあとも白秋というアコースティックライブや「ぴあフェス」に行った人しか購入できませんでした。つまりほとんどの人が入手できなかったのです。

 

写真:ももたんvs悪魔ちゃんペンライト

 

また、2012年ももクリでもスティック形状のペンライトは販売されませんでした。

 

写真:ももクリ2012ペンライト

 

年が明けて2013年、5TH DIMENSIONツアーが始まりましたが、そこでもロゴ型の特殊なペンライトが販売されるのみでした。

 

また、2013年春、西武ドームで行われた「春の一大事」ではZ型ペンライトという特殊なペンライトが販売されました。

 

 

こうしてしばらく、5色の細型スティック型ペンライトが欲しい新規モノノフにはつらい時期が続き、「ロゴが入った細身のペンライト」が欲しい人の中には自作をする人が増えていったように感じます。

 

もともとペンライトシートの自作は「知る人ぞ知る技術」という雰囲気でしたが、僕が以下のような動画を作ったこともきっかけの一つとなって、わりと多くの人が自作をするようになったと感じています。(あくまでも僕の主観)

僕の作った動画「ペンライト自作シートの作り方 初級編」

 

さて、そんな中僕は2013年になってこんなペンライトを作ったりもしました。当時はovertureの時だけは箱推しペンライトを使いたかったんです。

 

2013年の春西武に向けて作ったれに推しペンライトがこれ。僕は今でもこのペンライトを使っています。


5月頃にはきゅべれい7さんという方のアイディアを参考にした、ミラー加工ペンライトも流行しました。


秋になると真っ黒に加工したペンライトも作りました。


自分の動画ばかりで申し訳ないですが、こんな風にして自作ペンライト文化は2012年~2013年にかけて大いに盛り上がりました。ところが2014年の国立競技場大会でカラーチェンジペンライトが発売になると徐々に廃れていきました。

そのへんの話はまたいつかどこかでしますね。

以上、長文にお付き合い頂き、ありがとうございました。


※ブログ中のYoutubeは僕の動画ですが、アフィリエイトや収益化対象動画ではないので、安心して再生してください。
※補足:閃ブレは禁止じゃないのか!?と言われますが、過去に川上さんがこんなツイートをしています。

・閃ブレ禁止ではなく 極端に明るいもの長いものが禁止
https://twitter.com/momowgp/status/399407371044139008

詳細は以下のブログをご参照ください。

ももクロ現場のペンライトのレギュレーションについて
https://ameblo.jp/sanchan-renioshi/entry-12154336849.html