KernelExtensionManagementとの縁起で,MacBook Air (Late 2010)のSDDの空き容量が漸次的に減少して行く『声と現象』問題につきましては,以下の2度に渡って書かせていただきました。
先日,1台のMacBook Air (Late 2010)に対し,再度上述のOmniDiskSweeperでDestroyの動作を行ったのですが,今回は前回のようにはうまくは行かず,全く空き容量が増加(回復)しない状況に陥ってしまっておったのです。しかも,空き容量はさらに日に日に減って行き,遂には50MBを切る異常猫事態となってしもぅたん’です。
本来ならば,100GB近い空きがあってよい筈なのに,その0.05%まで減少してしまうとは,全くもって「名瀬の嵐」(なぜの嵐)としか言いようがありませぬ。
異常猫(2001年?)
そこで,今回はMacOS(10.13)を新規インストールし直すことから行うことにしたのですが,これが一筋縄では行かず,結局ほぼ半日を要する案件となってしまったがです。
最大の問題は,新規インストール後に移行アシスタントを使い,Time Machineバックアップが収められた外付SDDから動作環境を移植しようとしたのですが,「移行元を検索中」となったまま前に進めぬ状態になり,にっちもさっちも行かん事態に陥ってしまったことでした。
とナルト,移行アシスタントはあきらめ手動で移植するしかないと判断し,以下の手順で移植を行ったがです。
1.外付SDDから,MacOS(10.13)を新規インストール →
2.インストール先のMacBook Air (Late 2010)から起動し,システム環境設定やFinderの環境設定などで設定を適宜変更する →
3.別のMacBook Air (Late 2010)のホームフォルダの"ライブラリ"フォルダ内のApplication SupportとPreferencesを外付SDDにコピーする →
4.外付SDDから起動した状態で,コピーしたApplication SupportとPreferencesを,移行先のMacBook Air (Late 2010)のホームフォルダの"ライブラリ"フォルダ内にペーストして置き換える →
5.移行先のMacBook Air (Late 2010)から起動し,動作を確認する
ここで,とても重要なことは,2.の部分に尽きます。
彼岸花(1958年)
ホームフォルダの中身を表示した状態で「表示オプション」を実行すると,以下のような設定ウインドウが表示されるので,ここで必ず『"ライブラリ"フォルダを表示』にチェックを入れる必要がおます!
最初この動作を忘れてしまったため勘違いして,ホームフォルダでない,起動ディスク直下の"ライブラリ"フォルダに,件の2個のフォルダをペーストして置き換えてしまうというとんでもなく誤った行為をしでかしてしまったのです,一度目のときに。
(これはそもそも勘違いしたのがいけなかったのではありまするが,その時点で正しいほうの"ライブラリ"フォルダを表示させておかなかったことが明らかな敗因ではあったと思うのです)
その結果,再起動してもログイン・ウィンドウでパスワードを入力できん(ためログインできん)事態に陥り,結局1.の新規インストールから再度やり直すことになってしまったがです。
(ログイン・ウインドウでキーボードからのキー入力を一切受け付けない事態に陥ってしもぅたんです!)
肝要なことは,"ライブラリ"フォルダは,MacBook Air (Late 2010)の起動ディスク内におそらくは2種類あると思われますが,必ずホームフォルダ内のほうの"ライブラリ"フォルダを表示させてから,置き換えなければならぬということになります。
白梅(2021年)
ちなみに,Google日本語入力だけは,改めて新規インストールを行う必要がおました。
Sancantion "a night at the cicada"『セミの夜』