「ドリアンの帯域」と『ダリアの帯』 | Sancantion【喰(SHOKU)レーベル】アルバムリリース情報!

新緑の中に,所々黄色の"ぽこぽこ"した突起の如き形状の物体(ただしあくまでも植物)が混じって,とても過ごしやすか季節になって来ておる中,Sancantionは,歌曲「ドリアンの帯域」"fascia di durian"の制作ば’先月から継続しております。

 

この歌曲は,1980年代後半に"la region polaire normale"として制作されたものを再アレンジしたものに他なりませぬ。"la region polaire normale"「普通の極致」は,ほぼほぼマイナー・スケールで作られておりました。それを,2023年になって無理やりドリアン・スケールに変更してみたことが,事の端緒になっております。

 

その後,ノートを個別にいぢっているうちに,いつの間にか,ほぼほぼメジャーでありながら,ちとけったいなスケールになってしまったったんです。とはいえ,そこはかとなく可笑しいので,結果よければ全べてよか,ということにして,ドリアン・スケールからは明らかに逸脱してもぅたが,そのまま制作を続けておる次第です。

 

 

 

ドリアンと申しますと,スケールの名称の他に,あのとてたまな芳香を放つ果実のことを思い浮かべる旅の御方もおられるのではなかでしょうか。この歌曲のタイトルである「ドリアンの帯域」は,スケールだけでなく,その果実の状態のことをも含有していると思うていただければ,この歌曲がどう聞いてもドリアン・スケールには聞こえぬことの言い訳いい若ぇもんが言い訳ぇなんかすな(1978頃)になるのではないか,などと苦し紛れに考えるに至ったのも,強ち無理のない話かもしれませぬ。

 

 

密造と密蔵に関しましては,以下に記載がありました。

 

 

着衣態でありながら,フローリングに直接横たわった状態で就寝する行為(時間にして一夜当たり5〜6時間)を二夜続けたところ,臀部の皮膚に異状を発したことがおます。このとき,最も困惑したのが浴室における身体洗浄行為を行う際に,臀部にとてたまな激痛(着地した際に飛び上がるような)を覚えたことでした。

 

この状態は1週間ほどで自然に治癒して行き,浴室で激痛を感じることもなくなりましたので,たいへんに安堵したことを記憶しておりますが,臀部の皮膚というものが,こぎゃん弱かものというのんを身体をもって知った経験でした。ですから,今後は直接横たわって就寝などを行う際には,フローリングは避け,せめて畳状の上部で行うよう心がけようと肝に銘じておる次第です。

 

 

 

はっきりとした記憶ではありゃませんが,名字が村,名前が絹,という旅の御方に常に既にお会いしたことがあるような気がするがです。この出会いの場において,御本人は「姓は村,名は絹,ひと呼んで『風船の絹』と発します!」と口上を述べられていたので,おそらく記憶違いではないとは思うのですが,何分あやふやな記憶であるため断言は出来兼ねます。

 

 

そこで,問題となるのが,ドリアンダリアの花の縁起になります。竜胆(リンドウ)の花の縁起については,以下に記したことがおますが,

現在,最も関心を寄せておる事項は,ダリアのことになるがです。

 

 

楽曲の構成を考える際に,避けて通れないのが,所謂ひとつの『着地感』になります。この『着地感』は一律に規定できるようなものでは到底ありませんが,ルートで始まった曲がルートに戻って終わると,安定感を得られるのは一つの例としてありがちなことと思います。

 

 

 

これまた,季節が異なります。

 

一方で,ルート以外で終わると不安定感を覚えることがありますが,浮遊した余韻の如きものが残滓のように身体に感覚として残る場合もあって,これはこれで味わい深い場合があります。

 

そして,言うまでもなくルート以外で終わっても『着地感』を得られる場合も星の数ほどありますので,なかなか一概に論ずることはできんと思ったりもします。

 

 

 

季節は異なりますが,以下に掲載がありました。

 

そこで,ダリアの花言葉を調べておりますと,『気品』『華麗』などの他に,『不安定』『移り気』という花言葉に出会いました。ですから,『着地感』ではなく,まさしく『脱着地感』の如きものが,ダリアには元々内包されいたのかと,たいへんに衝撃を感じつつも,このとき同時に「な〜るD!」(言い得て)などとほくそ笑んだりもしたことを懐かしく思い出します。

 

 

 

大島弓子さんの『ダリアの帯』という作品に感じた『脱着地感』の如きものに肖って,歌曲「ドリアンの帯域」"fascia di durian"の終盤部の『脱着地感』を創出しようとしたことは事実ではありゃませんが,ある程度近似したものをあとづけで付与した可能性があることもまた,確かと思うのです。

 

ですので,Sancantionとしましては,此所に於いてドリアンダリアに縁起が生成されて,ある種の関係性の帯域が両者に齎されたったなどと,僭越ながら思う次第です。差異ザン

 

 

「ドリアンの帯域(省略形)」"fascia di durian (Abbreviated)"