各曲解説トラック05 Night of the Cicada「ジョルジョルイカ」 | Sancantion【喰(SHOKU)レーベル】アルバムリリース情報!
宇宙空間へと飛び出して地球を見た経験はありません。ところが,夜でもセミが鳴いているような夏の暑い夜の夢において,そんな光景を目にすることになるような気がします。つまり,アポロ17号から51年後の2023年の夏の夢において,現実化する可能性があるということでございます。

そんなまだ見ぬ光景のイメージから生成された曲が"Night of the Cicada"です。



"Night of the Cicada"「ジョルジョルイカ」は,Sancantionのサードアルバム"51 years later from Apollo 17"の5曲目(最終曲)に当たります。

1曲目から4曲目までにおいては,この宇宙に存在する幾ばくかの差異の目録を,長崎から西大寺まで表象化して参りましたが,この5曲目においては,宇宙空間へと飛び出して真夏の夜の地球を見ることになります。

実はこの曲,Sancantionのファーストアルバム"a night at the cicada"の5曲目"Sankaku (Beryx Splendens)"「三角(金目鯛)」をリミックスすることによって制作されました。

転調を止め,上もののストリングスなどを取り去り,ほぼドラムス+ベース+オルガンだけに絞り込むことによって,ゆったりとした音空間の如きものを創り出そうとリアレンジを試みた結果,新たに生成された楽曲と言うことができます。

ジョルジョルイカ」は,蛭子能収氏の作品において,夏の夜の盆踊り会場において踊りまくるイカのことだと記憶しておりますが,定かではございません。何れにしても,金目鯛をリアレンジ(異化)することによって,夜でもセミが鳴いているような夏の暑い夜に踊りまくるジョルジョルイカが生成されたと言うことはできるかもしれません。



"Night of the Cicada"

https://itunes.apple.com/jp/album/night-of-the-cicada/id827567416?i=827567428&ign-mpt=uo%3D4

http://www.amazon.co.jp/Night-of-the-Cicada/dp/B00IJ3XBY2/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1400922780&sr=8-1&keywords=%22Night+of+the+Cicada%22