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末っ子が小学生の頃の話です。
末っ子は、ネットで動画を作成していました。
本当に上手で、よく見せてもらっていたのですが、
その日見たものはイジメの動画でした
クラスの中で、みんながコソコソ話しながら、登校してきたキャラクターを見ている。
キャラクターは、泣きながら席につく。
キャラクターは学校で1人で過ごし、
夜の校舎の屋上に行き、景色を見ています。
すると柵を越え、そのキャラクターは校舎から飛び降りました。
………………
…………………………
末っ子「上手でしょう?」
笑っています。
私「これ、何?」
末っ子「曲に合わせて動画を作っただけだよ。そんな歌だからだよ」
私「これは、末っ子の気持ちじゃないの?自殺してるよ…」
末っ子「違うよ〜」
本当に?
本当?
違うと言われても、私はその動画が頭から離れず、胸が苦しくなりました。
末っ子の部屋から出て、涙が止まりません…
夜パパにTELして
「末っ子はもう学校をずっと休ませよう。」
そう話し合いました。
翌朝末っ子にも
「学校辞めていいよ!末っ子が大切だから!」
そう話したけど、
末っ子「わかった。今は友達がいるから行きたい。でも、次に嫌なことあったら辞める!」
そう言って、時々休みながらも、6年生の残りの期間を頑張って登校し続けたのです。
私から無理しなくていいと言われた事で、いつでも辞めていいと言われた事で、気持ちが楽になったそうです。
中1になり、クラスの中で一部の人に無視されている事が辛いのに、あまり休まなくなった末っ子ちゃんですが、それでも月2回位は休んでいました。
学校を欠席したある日、
「小学生の時より休まなくなったね。強くなったのかな」
と話をしていた時のことです。
「小学校の時、休んだ次の日に末っ子が登校すると、クラスのみんながコソコソ話しなが末っ子を見ていて、〇〇ちゃん達は『末っ子さんて休み多いよね、サボりじゃない?』…と聞こえるように言ってたの」
……。
「周り見るとみんなが黙って末っ子を見ていて、心臓がドキドキして、教室が怖くて、悲しくて休みたくても、休むと『サボり』って言われるから、休まないようにしていただけ きつかった。」
そんな話をしてくれました。
私「小学生の時作った動画と一緒だよね?!…」
末っ子「死のうとか怖くて思わなかった。でも、教室での事は、末っ子がされていたことあのまま。ママに見せたら心配してくれて、共感してくれたから頑張れた」
……苦しすぎます。
私「ママも家族も末っ子ちゃんがとても大切だから! 無視して来るような奴のために、我慢して登校なんてしなくていいんだよ! フリースクールとか、転校とか、いつでも探してあげるから」
末っ子「今は特にイジメていた人が他のとこ行ったから大丈夫。だけど、無視されてるのはきついかな。」
「…それに、小学校の先生達も大嫌い!」
私「ママも大嫌い!!末っ子をイジメてくるみんな嫌い!!」
未だに、心の不安定さを抱えながら生きている末っ子ちゃんの苦しみを知らず、精神科に通う事になった苦しみを知らず、イジメていた子たちは楽しげに
中学生活を送っています。