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末っ子が、部活の顧問の先生からの発言で心を壊してしまいました。
でもそれは、小学校の時の先生達からの対応を思い出してしまうからとわかりました。
卒業式で、末っ子以外の2人を呼んで褒めた先生でしたが、他にも、こんな出来事がありました。
末っ子の友達が、末っ子をイジメてくるAちゃんと揉めました。貸したものを返してくれなかったそうです。
「先生に言った方がいいんじゃない？」
そう数人で話していると
その時、逆ギレしたＡちゃんが、
「くそ！しね！」そう言いながら、机の上に貸したものを返して言ったそうです。
不満だったのか、聞こえるように悪口を言っていて
「ネットに住所を晒してやろう」
そう聞こえてきたそうです。
驚いた末っ子がAちゃんを見てみると、誰のものかはわからない住所が書かれた紙をちらっと見せてきたので、怖くなり仲間に話すと、みんなで保健の先生に相談に行き、みんな家では親にも泣きながら話したようです。
末っ子は、ずっと怯えて震えていました。
“ネットに住所さらされたらどうなる”
そんな検索をして、見せてきました。
担任の先生に保健の先生が報告し、先生からTELで話を聞かれたので、末っ子に確認しながら報告しました。
そして翌日、関係した子供達が一緒に呼び出されました。
Ａちゃん達は
「それはＢちゃんの住所をゲットした！と話していただけで、さらすとか言ってない！」
そう言うAちゃんにみんなが頷くから、末っ子の勘違いにされました。
全て聞いた先生は、
「末っ子ちゃんは勘違いしたことを謝りなさい。〇〇ちゃんは悪くない。末っ子ちゃんも聞き間違えだから悪くない。仲直りしなさい。」
それで解決したとTELがありました。
「Bちゃんの住所であっても、末っ子が心配するように、わざと見せていますよね？ 死ねとか、暴言はありましたよね？」
でも、
「ちゃんとお互い謝って、仲直りしました
」
「住所は、年賀状のでBちゃんに教えてもらったそうです。」
末っ子が下校してきて、やはり大泣きです。
「私はちゃんと聞いたよ！でも、Ａちゃんが絶対言ってないって言うから、私が聞き間違えたってなった…
」
相手の親も学校にTELして、私もTELして、みんな納得できていないようです。
カウンセラーの先生に、相談しました。
・まず、いじめた側、いじめられた側をみんな一度に集めて話を聞く…という行動がまず間違いだそうです。イジメている子たちが居たら、みんな萎縮して話せないはず。
1人ずつ話を聞くべきで、対応としては間違い。
・そして聞き間違いだと決めつけて謝らせる事もおかしい。聞こえるように「住所をさらそう」と言いながら、ニヤッとして住所を見せてきたら、勘違いするのが普通でしょう。先生は、どう考えているのでしょうか？？
そうですよね？ そうですよね？
でも、先生は末っ子の勘違いで終わりました。
本当に勘違いか、一人一人に話を聞くことをせずに。
そして、勘違いで問題を起こしたと謝らせられた末っ子。
友達達は「もう忘れよう。また意地悪されたら怖いから」
切り替えができたようです。
謝ることを強制させられた心の傷は深いもので、末っ子はその後休みがちになりました。