乳がん④マンモトーム生検 | おひさまぐるぐる ~時々育児絵日記からの~ 

おひさまぐるぐる ~時々育児絵日記からの~ 

専業主婦時代を経て35歳にして初めて教壇に立ったわたし。育児ブログを経てお仕事・闘病日記に?

寒波、すごいですね。

学校は冷暖房完備だけど、感染症予防のために換気も同時に。

隙間風が入るたびに震えます。

でも、子供は元気!半袖で外に行く子もチラホラ。

見ているコッチが寒い!

そんな子供たちに元気をもらっています。

 

 

乳がんの疑いで検査三昧の日々。
血液検査とマンモと超音波はやったことあるけど、
マンモトーム生検は初めて。
しこりのあたりの細胞を超音波で診ながら吸い出すという感じ。
そして、生検後は止血のために看護師が「10分程度圧迫」するという。

「検査は痛くないけど、この圧迫が一番痛いとおっしゃる人がいました~♪」
と看護師さんに言われビビる。
 

で、マンモトーム生検当日。

超音波室に通され、上半身を脱ぎベッドに横たわる。

でっかい機械がウイーン…と結構大きめの音が出始める。

恐怖でキョロキョロと周りを見回す私。

その様子を見た先生が

「ガーゼある?」

と言って、受け取ったガーゼを私のおでこにペチンと貼った。

キョンシーのお札のように・・・。み、見えない・・・。

おかげで動きを制された私、後はされるがまま。

冷たい消毒液がかけられた。

ここからが地獄だった。


麻酔を何回か刺されているのが分かった。

そうして、組織を取るための棒を胸に入れ、

吸引する音が高くなる。

超音波を見ながら細胞を採取していくたびに音が変わる。

あれ?!検査中も痛い!!

「うー・・・・」と声が漏れると、挿入している器具の動きを止めてくれる。
でも、また声が漏れる・・・という感じ。
途中から呼吸が荒くなって、涙がとめどなく出てくる。
震えも止まらない。

「このくらいでいいか。」

と言って機械が抜かれる。

「あらー、血も止まらないけど涙も止まらないねー」なんて言われる。
検査中に痛みがあるというのは血管を傷つけたからだという。
てなわけで、看護師さんが圧迫止血してもしても血が止まらない。

タイマーが鳴るたびに傷口の確認をするけど、止まらない。

「だれか、変わって・・・・」
看護師さんも交代するたびに手首を振って痛みを逃すほど。

「カシャーーーン!」

処置室にあったプレパラートの束がばらばらと落ちる音。

片付けをしていた看護師さんはきっと疲れているのでしょう。
大変な仕事だなと改めて思う。
安静を含めて止血で1時間近く病院に留め置かれる。

何回か、酸素濃度や血液を確認してやっと帰ることに。
夫が来てくれてよかった・・・。帰れないところだった。

そんなこんなで、「次の日から日常生活が送れます」という説明とは違い、大判のガーゼとテーピングでぐるぐる巻きにされ、
ぱんぱんに腫れた乳房の痛みに苦しむ3日間を過ごし、
もちろん、仕事はお休みし、迷惑をかけ・・・。だいぶ凹みました。
胸の下側をぐるりと囲むようにどす黒い内出血があり、痛々しい。
パンフレットと違う・・・。

壮絶でした・・・。

毎日、痛み止めを飲むけど痛い。

カロナールにロキソニンを増量してやっと痛みが引いてきました。

 

10日後に検査結果が出ることになりました。