【ゲーム】[PSVita] レヴナントサーガ プレイ状況(終了) | 3倍増しのブログ

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ネット界隈では「俺たちのケムコ」などと親しまれているケムコ(開発:EXE-CREATE)によるファンタジーRPG「レヴナントサーガ」が終わりました。シンプルな王道ファンタジーのストーリー展開と、レトロ感が漂う画面で特に一昔前のゲームファンの目に留まったのではないでしょうか。

 

元々iOS/Android向けにリリースされ好評を博していましたが、2017年4月10日にPS4/PS3/PSVita向けにも改めて配信開始されたという事で、1080円という安価さもあって購入しました。配信専用タイトルです。

 

現在は紆余曲折を経て「ケムコ(KEMCO)」はブランド名として使われており「コトブキソリューション」が事業会社となっています。FC/SFCなどで一昔前に「ケムコ」として一世風靡したのは「コトブキシステム」になります。(もしかしたらニュアンスが不正確かも)

 

FCだと、「ダウボーイ」や「スパイvsスパイ」などが有名ですね。ちなみに「時の旅人」は発売日に定価で購入しました(汗)

 

 

 

 

■クリア状況

ストーリーを追う他にもやり込み要素がありましてそれを含めて終わっています。

 

 

 

 

トロフィー状況。ストーリーを追うだけならすべて取得する必要はありませんが、普通にゲームを進めていれば大部分が取得できます。ついでだったんで取得しておきました。

 

 

 

 

もともとトロフィー機能というものがゲーム内に実装されていてオプションメニューから状況確認が出来ます。

 

 

 

 

やり込み含めておよそ36時間ほどで終了しました。個人的にはコストパフォーマンスはかなり良いと感じました。

 

 

 

 

■ストーリー

 

主人公アルベルトは、とある実験に協力すれば幼なじみとその家族が苦しんでいる病を治す薬を貰えると言う話に乗ってしまいます。

 

「レヴナント」と呼ばれる不死の魔物を生み出す実験を繰り返している博士に騙され中途半端な実験に付き合わされた挙句、見た目は人間のままだが悪魔の心を同時に持ち合わせるという悪魔と人間のはざまに生きる特殊な肉体へと変化してしまいました。そして博士への復讐を決意し探し出す旅が始まります。

 

 

 

 

全体的には割とシリアスなストーリーとなっていますが、道中には楽しい出来事もありおちゃらけたイベントも多々あります。その辺が一本調子にならず飽きさせない要因の一つだと感じました。

 

 

ラストは2段階の展開となっていまして、ノーマルエンドとトゥルーエンドという形で用意されています。

 

 

 

 

ノーマルエンドでも結末としては成立しています。ただしクリアデータを使ってプレイを再開するとトゥルーエンドを目指した続きを遊べます。

 

・ノーマルエンド

世の中は平和になり人間界の地上の人々は自分たちが暮らしの再建を目指していた。だが世界を救った4人をそれ以後見たものは居なかった…

 

・トゥルーエンド

地上の世界を救ったアルベルトたちは引き換えとして悪魔界に混乱が生じていることを知る。その混乱を鎮めるためそのまま悪魔界へ向かい、悪魔界自体を変えていこうとする(地上には戻ってこない)

 

…そんな流れになっています。

 

 

 

 

人間界に戻ることはなかったため地上の人たちは知らないけど、その後の真実、4人が起こした行動はこうだった…という展開でした。

 

 

 

 

■グラフィック

 

全体的にレトロゲームを彷彿とさせる画面です。

 

 

 

 

細かい点で言うと、会話の際に街の人たちをはじめとしたちびキャラは話をするだけじゃなく割と多くの動きで表現します。飛び跳ねたり震えたりくるっと回ったり…その辺は観てて楽しかったですね。

 

 

 

 

戦闘シーンは3Dで描かれていてがんばっている感がありました。自動戦闘機能もありサクサクと進みます。ボス戦など手ごわい相手にはじっくり戦い方を吟味、たやすい相手は自動戦闘でスピーディに終わらせるという使い方もできます。オプションで戦闘ショートカットを有効にすることで更にサクッと終わらせることも可能。

 

 

 

 

■BGM

曲数は少ないですがその中でも特にボス戦がかなりカッコイイですね。ボス戦以外でも重要な局面で流れたりします。そういえば曲名とかはわからないですね…

 

 

 

 

■システム等

 

操作は本当にシンプル。ボタンを押して話しかけたり調べる、上下左右斜めの移動。

 

 

 

 

戦闘システムもそれほど難しくないコマンド選択式です。戦闘はコマンド選択式でアイコンを上下左右で選んでボタンを押すという操作。通常攻撃、スキル、ガード、リベレーションなどコマンド入力の順番はタイムラインで管理されています。素早さなどによるものだと思われます。

 

また武器防具などには特殊能力を付与する事が出来るなどある程度のカスタマイズが出来るようになっています。

 

敵との遭遇はランダムエンカウント。敵を出なくする手段というものが無いのですが、その代わり戦闘をショートカットさせたり戦闘時のエフェクトをオフにする機能などもあり一定の考慮がされています。(一歩ごとにエンカウントする手段はある)

 

 

 

 

戦闘時には「リベレーション」コマンドと言うのがあって、使用するとトランス状態になって通常時は使用できない力(スキル)を引き出せます。ただし回復が出来ないなどデメリットも。

 

 

その他気になった点としては、ボタンの反応が悪くスピーディーな操作に難がありました(PSVita版での印象)このように作りが粗い部分も感じましたが、まあ個人的には許容範囲かなと。(価格的に)

 

 

 

■感想

全体的にはとても楽しめました。作りが粗かったりする面をスピード感のあるストーリー展開やキャライベントなどでカバーしてくれた感じですね。

 

 

 

 

とにかく先の展開が気になってくるのと、キャラ同士の掛け合いも多く飽きさせない。時折悲しい決断を迫られるようなお涙頂戴イベントも盛り込みストーリー展開に起伏を持たせることで、よりゲームに入り込む事が出来ました。

 

 

 

 

自分たちの旅と並行して進んでいる主人公たちの周囲の展開も「ちょうどその頃~」から始まるイベントで見せてくれたのが好感触でした。

 

 

 

 

それと、ドラクエでいうところのメタルスライムやはぐれメタル的存在の経験値を多く稼げる敵がいるエリア(島)がありまして、そこを見つけちゃって強化しまくっているとラストまでほぼ無傷で到達しラスボスも数ターンで倒せてしまう超バランスブレイカーな展開になってしまいました。これはちょっとどうかなあって思った点です。

 

レヴナントサーガはケムコのクラシカルJRPGとしては第二弾でして

・アスディバインハーツ

・レヴナントサーガ

・忘失のイストリア

・ドラゴンシンカー

 

と、今のところ第四弾まであるとのことです。他のタイトルにも興味が湧いているところなので検討しています。

 

 

それではまた次のゲームでお会いしましょう!

 

 

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