【ゲーム】[PSVita] エクステトラ -EXSTETRA- | 3倍増しのブログ

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アニメ、ゲーム、漫画などの感想や物欲記録です。

積みゲー消化&トロフィー取得週間です。
色々と忙しかったこととこれと言ってネタが無かったという事もありブログもしばらく更新せずが続いていましたが、Amazonで新品が安かった頃に購入し先日クリアしました「エクステトラ」を紹介しておきます。




■基本情報
ゲーム名:エクステトラ -EXTETRA-
ジャンル:世界を支える運命のRPG
開発元:スタジオ最前線
発売元:フリュー株式会社
発売日:2013年11月7日






■主なスタッフ(敬称略)

キャラクター原案はシャイニングシリーズのTonyとエナミカツミ





メインテーマは下村陽子






主題歌はClariS
この主題歌がとても良いんですよね…


これだけでも話題をかっさらいそうなメンバーですね。
さらに声優さんたちも中村悠一、遠藤綾、日笠陽子、江口拓也、石原夏織、小野友樹、小倉唯、茅野愛衣、ということで若手から中堅の第一線で活躍中のメンバーが揃っております。







■ゲーム内容
突然東京と融合してしまったアメイジアと言う異世界で、救世主プリズマとして選ばれたリョウマ(主人公)が、過去の記憶が無い状態で目を覚ましたところから始まります。




共に戦っていく仲間であるプリズマの騎士を探しつつ世界を救うためにアメイジアの巫女セレネーとともに活動を始めます。







移動はアメイジアのマップ上に行ける場所のシンボルを選択しフィールドやダンジョンへと潜ります。フィールドやダンジョンでは主人公キャラを操作してクオータービュー視点のマップを動きます。視点切り替えは出来ないので、森や建物の陰に宝箱があったりします。


フィールドやダンジョンを歩いているとランダムに遭遇する敵と、あらかじめ敵シンボルが決まった場所に配置されているものがあります。しかもそれぞれ敵の強さが2種類あり、遭遇した時に画面が白い場合は通常の敵、赤い場合は段違いの強さの敵となります。








このゲームの肝と言うべき、武器や防具にアビリティを付与するエンチャントと呼ばれるシステムです。付与したアビリティによって通常の行動以外に追加で様々な効果を発揮します。これが無いと戦闘難易度が格段に上昇してしまいますね…







アビリティの例
カウンター:敵が踏み込んできたところを通常攻撃
追い打ち:誰かの攻撃後、瀕死となった敵に対して追加の通常攻撃
リベンジ:攻撃を受けた際に反撃
追加攻撃:攻撃回数が増加する
回避:敵の攻撃(一部の魔法)を後列に下がってかわし元の位置に戻る
かわす:攻撃をその場でかわす
復唱:魔法を複数回連続で唱える


これらは重ねて効果が発揮されることもあります。
敵の通常攻撃→回避→リベンジ→クリティカル…など。






戦闘シーンはこのような視点。攻撃時はズームアップされます。
前列・後列という概念があり、それぞれ使用できる武器が違ったり受けるダメージが違ったりします。攻撃は通常攻撃と必殺技、魔法となっており、通常攻撃以外はMPを消費して攻撃する形になります。







なおMPはフィールドを歩いていると回復しますがその分消費量は多めとなっています。敵を倒すと経験値やお金、ドロップアイテムを得るほかに、主人公が敵キャラからEXS(エクス)を吸収します。








そしてこのゲームの最大のウリは、”EXS究極技”というキャラ毎に覚える最強の必殺技です。
主人公とキスすることで主人公が溜めているEXSを対象キャラへチャージし必殺技を発動させるというものです。(もちろん男キャラもEXS究極技を覚えるのでキスをする)


画面下の棒グラフが主人公が溜めているエクス値で、成長するとともに溜められる量(一度にキスできる回数)が増えていきます。








○ボタンを押したままにしてハートを大きくしていき、ハートの枠に重なるところで○ボタンを離すという操作。ハート形の枠にぴったり合うかどうかでPerfect-good-badで評価され、1回のキスによるチャージされる量も変化します。キスの回数が多ければチャージ量も多くなり、チャージ量が多いほど攻撃時の効果も大きくなります。








ミズキのEXS究極技「閃光一矢」を発動!



あとキャラクター毎に「好感度」というパラメータが存在し、マルチエンディングの分岐、イベント発動やEXS技を覚えるタイミングなどに影響します。ステータス画面のキャラクタの表情が変わるので目安になるかと。一緒に戦ったりキスをすれば好感度が上がり、戦闘メンバーから外すと下がり…という感じです。





■総評
なんと言うか色々と惜しい…何かが足りない…そんなゲームでしたが、個人的には結構楽しめました。


スタッフ・声優陣が色々と豪華だったので過度な期待を寄せてしまったってこともありましたが、ストーリーが枝も殆ど無い一本道すぎることとゲームバランスがかなり大味なこと。あとは登場キャラ毎のエンディングは用意されているものの全体的にボリューム不足っていうことでしょうか。(周回プレイ一切無し)





ゲームバランスについてはとにかく死にやすい印象。しかも主人公が倒れると即ゲームオーバー(但しリトライ有)こちらが付与できる戦闘アビリティは敵キャラも持ち合わせているので、不意打ちアビリティで先手をとっても敵のカウンターアビリティとフォローアタックアビリティであえなく倒れてしまう…みたいなのがザラにあります。


その代わり主人公以外が倒れた状態で戦闘が終了してもちゃんと経験値は入手できるという謎仕様なので、死を恐れず戦う事が重要とも言えるかもです。


ただ変にゆるくバランス調整されているよりはシビアな方が登場キャラの育成をきちんとしなければいけないのでゲームらしいと言えばそうかもしれません。そのせいで割と真面目にキャラの装備の充実やアビリティの組み合わせ、行動順など考えつつコツコツレベルアップ、きちんと準備したうえで次の目的地へという感じでプレイしてました。なんか昔のPCゲーみたい。オート戦闘&早送りもあって非常に便利ですが、油断していると気付いたら死んでることも。


現代で色々と未練を残しつつ世界を救うためにアメイジアに来たプリズマ(=主人公)を犠牲にし続けないといけないというループがどこまで続くのか、そのループの終焉設定があるのならそこにたどり着くのかっていうところくらいまで続編でもいいからゲーム化してほしかったなあと思いました。


キスをしてキャラ毎のEXS究極技を繰り出すという発想は楽しかったです。(男女問わず)ただもう少しセリフのレパートリーは欲しかったかも。




あとはイベントシーンの絵はキレイだし、女の子たちが可愛いですね。
戦闘はシビアですが難易度設定もあります。キャラ毎にエピソードもある程度盛り込まれているものの大作と言うにはちょっと物足らないかもしれませんが、Amazonなどで割と安く売っていますので興味がありましたらぜひ。


さて、本来なら次の積みゲーに着手するはずなんですが、キャラ毎のマルチエンディングを見るためのセーブポイントを間違って上書きしてしまったのでもう一回プレイしようかな(汗


それではまた…次のゲームで!



エクステトラ
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