【アニメ】[Blu-ray] 「機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅰ」 | 3倍増しのブログ

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「機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅰ」
既に公開済みの話題の映画がいよいよ発売されました。ガンダム好き、宇宙世紀好きなファンにとってはヨダレが止まらない作品と言えるでしょう。ORIGIN原作のシャア・セイラ編が描かれています。







ガンタンク初期型を操作するシャア(キャスバル)ってのもなかなか想像しがたい絵ですね。










DISC収納パッケージ。ちなみに通常版です。






中身はこんな感じ。ブックレットもありまして設定資料集になっています。



映像・音声特典として下記があります。
・第1話予告
・第1話PV
・第1話TVCM
・第2話予告
・オーディオコメンタリ(前半:田中真弓・池田秀一・潘めぐみ、後半:安彦良和・西村博之・鈴木卓也・谷口理)※敬称略


こぼれ話。
・池田秀一の愛犬の名前がセイラ
・池田秀一はアフレコ前にパチンコのガンダムをプレイ
・潘めぐみが劇中のアルテイシアと同じ年頃に田中真弓家と潘家が千葉だけど東京の夢の国で会っていた。
・10年前くらいから壁ドンを先取りしていた?
・ギレンの将棋服はアニメオリジナル
・アルテイシアの顔はあえて崩しぎみに作画した







コミックドラフトガイド
安彦さんの漫画のネームと本編映像を併載し表現の違いを比較したものを掲載。










シャア中尉が駆る赤いザクⅡ。いわゆる五艘飛びの最中ですがカッコ良すぎて鼻血が出そうです。ルウム戦役の艦隊戦はCGを駆使して非常に美しい映像となっています。


なおこの時はシャアがまだ中尉の頃の時代、部下としてデニムとスレンダーを連れていました。初代ガンダムを知っている人にとっては、なるほどと思う瞬間ですね。”赤い彗星”の異名のきっかけを作ったザクⅡ高機動型を駆る黒い三連星も居ましたが、シャアより格上の存在だったことが伺えます









アルテイシア様の敬礼…かわいい…アルテイシア様は全体的にかわいく描かれていますね。ランバ・ラルとの絡みもあります。









このシーンは既視感があるなと思ったら、初代ガンダムでホワイトベース内の白兵戦で出会った二人の回想シーンでこんなのがありました。セイラにとっては印象深いエピソードという形で繋がるのですね。



この時の”ランバ・ラルおじさん”はおどけていたり砕けたりなど表情豊かです。一人の軍人としても人間的にも良い奴という評判でドズルが部下に欲しいと言っていましたが、その後本当に部下になりましたね。(ドズル中将麾下宇宙攻撃軍所属)そういえば乗っている車も青かったなあ…しかしランバ・ラル周辺のエピソードは本当に楽しかったです。ハモンやクランプ、タチといったランバ・ラルに縁のある面々が登場してきたので。








左端はガルマ・ザビ。この頃から髪の毛をいじる癖が…
右端はサスロ・ザビ。既存のガンダムシリーズでは設定のみで登場しておらずあまり馴染みのない名前ですが暗殺されてしまいます。能力が高く政治手腕に長けていたという設定がありますが、暗殺についてはジンバ・ラル側の謀略説、キシリアとの確執とか色々言われています。





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ルウム戦役についてはセリフにこそ出てきますがガンダムシリーズの本編では語られていません。一年戦争の流れをおおまかに時系列で書くと宣戦布告→一週間戦争(ブリティッシュ作戦)→ルウム戦役(ジオンに兵なし演説)→地球降下作戦→V作戦発動→オデッサ作戦→ソロモン攻略戦→星一号作戦→ア・バオア・クー攻略戦→終戦協定・・・になります。




そして注目すべきは効果音。ここはこだわりたいのです。
モビルスーツの動く時の音、モノアイの音…これらが初期設定に忠実なところは本当に良かった部分です。以前劇場版初代ガンダムがリニューアル再版された際に音関係に惨い改変が加えられたことがありましたが、こんなことは二度と起きないでほしいと思います。


戦争と政治を絡めつつガンダムシリーズに繋げるかの如く進むストーリー、作画や音・キャラクターや設定など全ての面でハイクオリティなこの作品、次回作が待ち遠しいです。




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