⭐️7月1日①
寝苦しさを感じ、寝ぼけ眼のままウトウトと目を覚ます。ベッドの上部にある充電したままのスマホを手に取り時間を確認する。すると、〔5:05〕の数字が目に入った。
『眠い……』
心の中で呟きながら、またウトウトと眠りにつこうと寝返りをうつ。
「暑い!」
次は心の中ではなく、思わず口にしていた。梅雨に突入しており、確かに連日、蒸し暑く過ごしにくい日が続いていた。しかし、朝からこんなに蒸しているのは始めてかもしれない。
まだ起きるには早過ぎる。なんとかこのまま寝付けないかと左手を無造作に持ち上げさらに寝返りをうつ。昨日は職場の送別会で盛り上がり、終電で帰ってきて、このまま眠れないと仕事にも支障が出る可能性を感じ不安にかられる。
眠れないまま時間が経過し、タイマー設定しているテレビが6時を知らせた。
「……土曜日の湿度は100パーセントで……」
湿度が100パーセントに驚きながらもふと、その前にニュースキャスターが言った言葉に嬉しくなった。
そう、今日は土曜日で会社はお休みであることを思い出していた。であればまだまだ寝たい。寝たいが眠れない。眠りたいのに眠れない。
仕方なくエアコンの電源を入れるべくフラフラと立ち上がりリモコンに手を伸ばした。スイッチオンをしてまたベッドに戻るとまさに至福の時で嬉しくなった。
ホッとしたからか睡魔が訪れまた眠りについた。