こんにちは。さにてぃです。

 

 

つい最近、「天穂のサクナヒメ」というゲームが話題になりました。

自分は買うつもりなかったんですが、評判聞いて買ってみたらまぁめちゃくちゃに面白くて。

本当はこのブログに感想をひと記事作ろうと思ったのですが、うまくまとめることが出来ず…。面白いからみんなやろうね!(適当)

 

 

で、その感想記事を書こうとしてる時にふと、「世の中には意外と周りで自分しか知らないようなおもしろゲームが結構あるんじゃないか?」と思いまして。

今回はインディーズゲーム中心に様々なゲームをプレイしてきた自分が、今までやってきた、かつ現行機でプレイ可能なおすすめなゲームを紹介していきたいと思います。

まぁ身内が誰かプレイし始めてくれればいいかなぁってのがこの記事書くにあたっての目標です。

 

 

 

・「魔神少女」シリーズ

割と3DSの有名タイトルな気がする。

シリーズ本編はオーソドックスな2Dアクションで、現在3(1~2はSteam版あり。3は3DSのみ)まで発売されています。

個人的にはSteam版で(確か)500円という安価な値段で高クオリティ、やりこみ要素たっぷりなコストパフォーマンスの良さ、魅力的なキャラたちが気に入っています。

スピンオフ作品にはRPG風の「ブレイブダンジョン」、音ゲーである「ルディミカル」、カードゲームの「魔神少女COMBAT」があり、いずれもSteam,

Switchで買えます。

昔ながらの2Dアクション好きなら買って損はないと思います。

 

 

・「Lonely Mountains Downhill

自転車で下山することを目的とする一人用ゲームです。面白いのは「ゴールするためならどんなルートでもいい」ということ。整備されたなだらかな道ではなく急斜面をノーブレーキで下ってみたり、時にはジャンプで谷を越えたりと無茶苦茶出来ます。

またタイムアタック、世界ランキングにも対応しており、どんなルートならを極めたくなります。

ちなみに僕はとあるセクションで世界三位です。すごいでしょ。

 

 

・「A Hat in Time」

ニンテンドー64の頃には箱庭型のステージを探索して目標をクリアしていくゲームが多く存在しました。今でも「あんな感じのゲームがやりたいなぁ」と思う方は多いのではないでしょうか。そんなあなたにおすすめの作品です。時を操る不思議な砂時計をめぐる壮大(?)なストーリー、主人公の「Hat Kid」はじめカートゥーン調のかわいいキャラ達、なによりワクワクする世界観、クリアしてなおまだまだ遊べるMODの数々。素晴らしい完成度だと思います。惜しいのは日本語翻訳がちょっと怪しいところ。それでも高水準な方ではありますが、キャラの特徴とかがもっと口調に反映されてほしかった・・・。続編待ってます。

 

 

・「HellTaker」

今年5月に爆発的なヒットを起こした地獄でハーレムを作るゲーム。実はパズルゲームで、二、三時間もあれば全面クリア可能なボリュームです。プレイすれば一人はきっと推しが見つかるはず。僕はジャッジメントさんが好きです。後ジャスティスさん。

 

 

・「Bug Fables」

ペーパーマリオオリガミキングが発表されたとき、「こんなのペ-パーマリオじゃねぇ!俺はマリオストーリーみてぇなのがやりてぇんだ!!」という声がネットで散見されましたが、その声を満たすゲームがこれです。虫たちによるとある秘宝をめぐるお話です。本当にマリオストーリーの影響を色濃く受けており、随所にリスペクトが見られます。値段の割にやりこみ要素たっぷり、ストーリーも文句なしで間違いなくお勧めできるゲームです。

 

 

・「River City Girls」

去年の九月に発売され、局所的に話題を呼んだ海外発のくにおくんのスピンオフ作品。端的にいえば現代風にアレンジされたくにおくんです。本家のネタがすさまじく、そのあたりに疎い自分は後で元ネタを見てびっくりしました。作り手の愛にあふれたゲームです。主人公二人はじめ女性キャラがかわいい(みすず除く)。店員もめっちゃ可愛い。欲を言えば、店員のセリフにも字幕ついてほしかった。

 

 

・「魔女と百騎兵」

超絶ド爆絶個人的ゲームランキング一位。上記のゲームは基本的にPCで遊べますが、このゲームはコンシューマ機一本です。とにかく自分の心に深く深く突き刺さり、いまだに続編を待ち望んでいるゲームです。「何がオススメなの?」と聞かれるとそれすらもネタバレになってしまうような気がして答えられないという、おすすめが非常にしにくいゲームです。できる限りネタバレを避けるならば、「とにかく悪逆非道の限りを尽くす」というゲームです。プレイする際は何も考えず、悪いことしまくりましょう。

 

 

 

ざっと上げましたがこんな感じです。二本以外海外のゲームになってしまった。この記事を見ていただいた方々には、たまには有名シリーズの続編!とかそういうのから外れて(もっともそういうゲームしかプレイしない人がいるのだろうか?)、ちょっとマイナーなゲームも遊んでみてほしいな、と個人的には思います。

 

 どうもさにてぃです。

 ブログを書くのはめちゃめちゃ久しぶりですね。なんというか、書きたいことを書く時間もネタもなかったので・・・。

 

 

 そんな今回ですが、前回だったか前々回に酷評した魔女と百騎兵2の前作となる、魔女と百騎兵について書いていきたいと思います。

 

 そもそも、魔女と百騎兵2が第一作目だったら、自分も「結構面白いなぁ」とプレイできていたと思います(それだとそもそも続編が出ていたかは怪しいですが・・・)。

 製作陣が大幅に変わり、前作の良さを打ち消して新しい面白さを作れなかったのが2の欠点です。

 

さて、そんな魔女と百騎兵はどのように面白かったのか?いくつかにポイントを絞って解説していきます。

 

①個性豊かなキャラクター

 ネタバレ抜きで作品をお勧めするなら上がりがちな要素ですが、この作品は実際素晴らしいキャラクターたちが物語を紡いでいきます。

 主人公の百騎兵を使役する天才魔女・メタリカに、その執事アルレッキーノ。そこに現れる異端審問官(悪しき魔女を断罪するみたいな職業)のビスコ。メタリカにあこがれる羊飼い、ルッキーニィ。そして強大な力を持つ魔女たちが集まる集会、「ヴァルプルギスの夜会」に出席する魔女の面々…。

 キャラクターはまだまだいるのですが、誰もが没個性的になることなく、プレイヤーに強い印象を残してくれます。好きなキャラを一人選んでくれ、と言われても、なかなか一概には決めにくい。「いやー個人的な好みで選ぶなら〇〇なんだけど、あのキャラはあそこのシーンでの活躍が・・・」みたいな考えが自分の中で延々と巡ってしまいます。

 もちろん、百騎兵やメタリカを阻む「プレイヤーにとって明確な悪」は存在するのですが、そのキャラの過去や裏話のようなものがゲーム内で語られるので、「○○って悪い奴だなー」程度の話では終わらないのです。まさにみんなちがってみんないい。

 

②「ミデア」という世界観、そしてそこにマッチするBGM

 本作はいわゆる「ダークファンタジー」であり、全体的に暗いイメージの世界が舞台になっています。

 メタリカの拠点である「ニブルヘンネ」は緑色の「沼」が発生しているし、森を出たと思ったら今度は何もない砂漠を冒険することになるし、風が吹き、切り立った崖がある谷なんかも探索することになります。雄大な草原を旅して、その世界の広さを知ったりなんてことは一切ありません。栄えた町に寄れても「チョコレートより甘い体験ができる」と噂の歓楽街であったり、そういうダークさもこの世界観に欠かせない要素となっています。

 そして、この世界観にきっちりマッチしているのが佐藤天平氏作曲のBGMです。作中の曲は決して明るすぎず、決してホラーのような不気味なBGMになるわけでもなく、誰かに「このゲームミュージックが流れるジャンルは何だと思いますか?」と言って聞かせたら十中八九「ダークファンタジーだね」という返答がくるのではないかというレベルでマッチしています。

 自分はこの作品に会うまで自分はゲームミュージックというものに対して、それ単体で聞いて「いい曲かそうでないか」を判断してきましたが、その判断基準に加え、「ゲームの雰囲気と合っているか」という基準が追加されるくらいこのゲームミュージックは衝撃でした。まさに「いい味出している」というやつですね。ただ、サウンドトラックが限定盤にしかついてこないのが、非常に残念です。

 

③「自由悪逆」というコンセプト&システム

 上記の通り、この作品はダークファンタジーです。それでもって、主人公のメタリカはこの世界にとって「」であり、主人公の百騎兵もそんな彼女の使い魔なので、結構無茶苦茶出来ます。民家に押し入って制圧し、アイテムを奪う「WITCH DOMINATION」はその最たる例であると思います。他にも敵を食べて百騎兵を動かすエネルギー(以下ギガカロリー)とする「捕食システム」なんかはかなり斬新なシステムで面白いし、百騎兵残りの99体を使って、百騎兵本人の戦闘を支援できる「トーチカ」システムや、ギガカロリーを多く消費して自信を強化する「カオス・リバレーション」などは、なかなかアイディアにあふれています。こういった独自性は、この手のアクションRPGをやり慣れた人にとっても新鮮で楽しめるのではないでしょうか。

 

 

 ・・・以上におすすめな点を挙げてみました。正直ストーリーのネタバレなしでおすすめするのは厳しかったです。

 そしてここまではおすすめな点だけ挙げてきましたが、もちろん問題点もあります。あくまでも「お勧めする」記事なのでざっくり書きますが、

 

 ・大味すぎるゲームバランス(敵が急に強くなるが、こちらも急に強くなる)

 ・アイテム枠が少ない

 

といった部分はプレイ中に結構目立ちます。後者は終盤になるにつれて顕著になるかも。それを差し引いても面白いんですけどね。

 

 それとこのゲームはPS3版と、移植されてちょっと追加要素が入ったPS4版があるのですが、自分はプレイするなら断然PS4版をお勧めします。理由はPS3できつかった終盤の武器強化が、幻影の塔追加で楽になってるので。まぁそのあたりがゲームバランスの崩壊を招いてるというのもあるんですけど、これについてはPS3版のほうが崩壊しているので・・・。

 

さて、この記事を書いているのが夜二時で、そろそろ頭が回らなくなってきたのでこの辺りで今回は終わりです。魔女と百騎兵3が出ることを信じて眠りにつきます。

12月7日午前0時、灼熱の卓球娘28話が更新されました。

 

カラー扉絵が目に入った瞬間、おおよそのことは察しました。

 

覚悟はしていたことでした。前にもブログで書いたことですが、「卓球漫画は長続きしない」のです。

 

ただ卓球娘にはある程度期待をかけていました。アニメ化もしたし、最近もOPが話題になった。

 

少なくともすぐ終わることはないだろうと。

 

ただ、ずっと前から「これどこかで打ち切られるんじゃないか?」と不安だった部分があったのは事実です。

 

1つは引き延ばしのように感じられた紅真深戦。

 

概算ではありますが、連載開始~紅真深戦突入までが2年3か月。

 

そこから紅真深戦決着までが2年4か月。

 

単純計算で連載期間の半分は地区大会決勝第四ゲームに費やしたことになります。

 

自分が原作をサイトで見るようになったのが五巻の発売後でした。丁度紅真深の回想が終わったあたりですね。

 

そのころから毎週第一金曜日にサイトを見に行っては「1週間延期」ないし「次回更新は来月」という文字を見ることが多々ありました。

 

その時は「これもう地区大会編で打ち切り決まってるんじゃね?で、どうにかして作者は引き伸ばしたいんじゃね?」と短気でわがままな一読者として空虚な妄想をしていました。

 

でもまぁ実際としては、「アシスタントさんを雇っていないみたいだし、作画にも力入れてるみたいだからまぁ遅れるのだろう」という点も踏まえて納得してはいました。

 

本当に地区大会が最後になるとは思いませんでしたが。

 

もう1つは、12月に毎年発売されていた単行本の発表がなかったこと。

 

これに関しては、「単行本出せるくらい話が進んでない」ということが前述の点を含めると考えられましたが、何か嫌な予感がしていたのは事実だったかなと思います。

 

アニメに関しても、失敗だったわけではありませんでしたし、間違いなく新規の読者を獲得できたと思います。というか自分もそのうちの一人です。

 

ただその時期にも、朝野先生のブログ記事には「単行本は冊数が少ないから店舗に無ければ取り寄せなどしてくださいね」という切実な願いをつづったものがありました。

 

この記事を見た当時の自分は「連載終了なんてありえない!アニメ化もしたし長い間続くはず!!」と考えていたことも覚えています。今と比べると12分に熱心なファンだったなぁ。

 

とにもかくにも、「卓球漫画」という自分の好きなジャンルの漫画が悲しい形で終了してしまいました。

 

ですが、朝野先生は連載の続行を別の場所で希望しているようですし、いつになるのかはわかりませんが続きが読める可能性はありそうです。

 

その時は「灼熱の卓球娘2」みたいにリニューアルするんでしょうか?「真・一騎当千」みたいな(あれは事情が違いますが・・・)。

 

難しい話ではあると思いますが、是非とも朝野先生の新天地での連載再開を願っています。そして一読者として、朝野先生の漫画人生を応援しております。