12月7日午前0時、灼熱の卓球娘28話が更新されました。

 

カラー扉絵が目に入った瞬間、おおよそのことは察しました。

 

覚悟はしていたことでした。前にもブログで書いたことですが、「卓球漫画は長続きしない」のです。

 

ただ卓球娘にはある程度期待をかけていました。アニメ化もしたし、最近もOPが話題になった。

 

少なくともすぐ終わることはないだろうと。

 

ただ、ずっと前から「これどこかで打ち切られるんじゃないか?」と不安だった部分があったのは事実です。

 

1つは引き延ばしのように感じられた紅真深戦。

 

概算ではありますが、連載開始~紅真深戦突入までが2年3か月。

 

そこから紅真深戦決着までが2年4か月。

 

単純計算で連載期間の半分は地区大会決勝第四ゲームに費やしたことになります。

 

自分が原作をサイトで見るようになったのが五巻の発売後でした。丁度紅真深の回想が終わったあたりですね。

 

そのころから毎週第一金曜日にサイトを見に行っては「1週間延期」ないし「次回更新は来月」という文字を見ることが多々ありました。

 

その時は「これもう地区大会編で打ち切り決まってるんじゃね?で、どうにかして作者は引き伸ばしたいんじゃね?」と短気でわがままな一読者として空虚な妄想をしていました。

 

でもまぁ実際としては、「アシスタントさんを雇っていないみたいだし、作画にも力入れてるみたいだからまぁ遅れるのだろう」という点も踏まえて納得してはいました。

 

本当に地区大会が最後になるとは思いませんでしたが。

 

もう1つは、12月に毎年発売されていた単行本の発表がなかったこと。

 

これに関しては、「単行本出せるくらい話が進んでない」ということが前述の点を含めると考えられましたが、何か嫌な予感がしていたのは事実だったかなと思います。

 

アニメに関しても、失敗だったわけではありませんでしたし、間違いなく新規の読者を獲得できたと思います。というか自分もそのうちの一人です。

 

ただその時期にも、朝野先生のブログ記事には「単行本は冊数が少ないから店舗に無ければ取り寄せなどしてくださいね」という切実な願いをつづったものがありました。

 

この記事を見た当時の自分は「連載終了なんてありえない!アニメ化もしたし長い間続くはず!!」と考えていたことも覚えています。今と比べると12分に熱心なファンだったなぁ。

 

とにもかくにも、「卓球漫画」という自分の好きなジャンルの漫画が悲しい形で終了してしまいました。

 

ですが、朝野先生は連載の続行を別の場所で希望しているようですし、いつになるのかはわかりませんが続きが読める可能性はありそうです。

 

その時は「灼熱の卓球娘2」みたいにリニューアルするんでしょうか?「真・一騎当千」みたいな(あれは事情が違いますが・・・)。

 

難しい話ではあると思いますが、是非とも朝野先生の新天地での連載再開を願っています。そして一読者として、朝野先生の漫画人生を応援しております。