心配性の父、治らない病気と聞いて生きる気力を失ってきていました。
秋になり、肺癌になっていると告知されました。
専門の病院に移るか、今の病院で詳しい検査をするか迷っていました。
父は検査なんかしても、どうせ治らないなら意味が無いと言い張り、なかなか動こうとしませんでした。
そして、ますます痩せていきました。
82才の父は、今年の1月が免許の更新でした。
一生懸命勉強したそうです。
まるで現実から逃れるように更新にこだわったそうです。
無事に更新出来ました。
目標を達成した父は、力が抜けたのでしょう。
1月の末に立ち上がれなくなり救急車で運ばれました。
詳しく検査してもらって、肺癌ステージ4 肝臓転移と告知されたそうです。
余命の事は本人には告げていません。
入院の前日まで普通に生活していました。
たった1日で、立てなくなり、介助無しでは生活出来なくなりました。
現実を受け入れられず、強い せん妄状態となり、なぜ入院しているのかも分からなくなっていました。
とにかく家に帰りたいと言い続ける父。
病院でも、今しか帰る時が無い、次に倒れた時には緩和病棟で受け入れると母を説得していました。
2週間入院していましたが、帰宅した父には全く違った生活が待っていました。
介護ベッド、歩行器、色々な場所に手すり、紙オムツ。
介護で1番大変なのは、下の世話です。
骨と皮になってしまった体には、オムツをしても隙間が開きます。
母は何度も着替えさせ、洗濯をします。
今は、せん妄は無くなりましたが、認知が進んできたのが分かります。
「ご飯 食べったっけ?」
「今、食べたでしょ!」って感じです。
今回、実家に帰って弟とも一緒に生活して感じたのは…
統合失調症の弟が、より悪くなっているという事。
家の中に認知症の人が2人居るような感じです。
父も心配ですが、弟の治療を急がなくてはいけないと感じました。
統合失調症という病気、今の状態、これからどうなるのか、色々調べてみました。
やっぱり急がなくてはいけないという事が分かりました。
明日、弟の病院へ行き、ケースワーカーさんに相談する予定です。
入院が必要だと、私は感じています。
あっちも、こっちも ってこの事ですね…
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