【永遠の昨日】見てみたら超感動だった。 | Just Thai Drama Note

Just Thai Drama Note

タイドラマ・タイBLの感想を綴っているブログです(ネタバレしてます)。
ON応援ブログにもなります。

【永遠の昨日】

初めて見て一気に見終わりました。

 

日本のBLは全てではありませんが、サクッと見られて時々見ます。

なかなか「これだ!」という作品に出会えてませんが…

 

「永遠の昨日」はとても感動する作品でした。

 

 

最終話につれて、涙が止まらず、ティッシュ箱が必須な作品。

他の日本BLとはテイストが少し異なるものでした。

 

 

久々にめっちゃ泣ける良いドラマ見た!

そんな気持ちにさせられました。

 

 

主演するのは井上想良くんと小宮璃央くん。

 

璃央くんは2002年生まれの21歳。彼が演じるのが浩一です。

想良くんは1998年生まれの25歳。みっちゃんこと満を演じている想良くんの低音ボイスが、個人的には刺さりました。

 

モノローグが多めで、想良くんの声がまた良いんです。

 

 

あらすじ

陽気でクラスの人気者の浩一と秀才で人付き合いが苦手な満。高校生の2人は正反対の性格ゆえに強く惹かれあっている。しかしある朝、浩一は満の目の前で事故に遭ってしまう。その場で起き上がり、いつものように笑ってみせた浩一は、確かに「生きて」いるけれど、クラスメイトたちは、次第に浩一の存在を忘れ始め……!?浩一が消えてしまうまでの限りある刻を、懸命に輝かせた2人の姿に“泣けて泣けて仕方がない”青春ラブストーリー。

(公式よりお借りしました)

 

 

(原作未読・ドラマの感想でお届け)


 

あの玄関で奇跡的な出会いをしていなかったら始まらない。

 

みっちゃんのモノローグで物語が進みます。

 

 

雨をめぐって浩一とみっちゃんの関係性が明かされていくんですが、全体が穏やかで静か、かつ情熱的に、愛に溢れ、ときにはあつすぎるくらいに描かれてゆきます。

 

最初のシーンについてプロデューサーさんも思い入れがあるそうで…

 

 

 

二人の関係は、友達になってと浩一がみっちゃんに声をかけたところから、徐々にカニソーセージを挟んで、距離が縮まります。

 

でもとにかく惹かれあって、モノローグによってみっちゃんが浩一への友達以上の感情に気づくところが描かれていき、二人は両思いになるんです。

 

「昨日と、  なにひとつ変わらない日々を   望んでいただけなのに―」

 

トラックに撥ねられて、「生きた屍」となった浩一。

 

その彼生かしているのは、寿美ちゃんが指摘した「特別なこと」であったけど、そういう意味では4話が衝撃的だった。

 

浩一へに現れる変化を不安に思うみっちゃんと、みっちゃんをなだめる浩一。

 

でも時間が迫っているとみっちゃんは浩一を自分の家に泊めるんです。

二人が過ごした最後の特別な時間。

 

 

 

美しくて、悲しくて、寂しくて、でも愛に溢れていて。

涙が滝のように流れて来ました。

 

最初も最後もやはり雨だった。

 

 

その後みっちゃんとお父さんの会話で号泣でした。

父子の絆が少し見れた気がして。

 

浩一の姿は見えなくても、みっちゃんのそばに、心の中にずっといる。

現実を受け入れたみっちゃんは、寂しさもあったけど、どこか爽やかな感じがしました。

 

 

二人が強く惹かれあっていたのは確か。

 

浩一のモノローグで、彼の生い立ちも明かされます。

二人とも「一番」になった事がなかった。

みっちゃんのお父さんは院長だし、仕事ばっかり。

 

二人の中で感じていた寂しさ、欲していた愛を与えてくれたのは、浩一とみっちゃんだった。

 

 

それが日常だと、キャッチコピーのような変わらぬ日々を望んでいただけなのに、愛する人を失ってしまったみっちゃん。

 

その喪失感がジリジリ訪れます。

 

だから「永遠の昨日」なんですね。

 

あの事故がない昨日だったら…。

 

上手く言葉にすることはできないけど、とにかく感動なんです。

丁寧に作られていて、浩一とみっちゃんの関係性がとにかく愛なんです。

 

一番。お互いの一着。

 

 

すごくいい作品だった。

それにつきます。

また観たいって思う日本BLあんまりないんですけど、これなら何度もリピートしたい。

 

 

たくさん書きたいのに、上手く言葉にできないのです。

少しでも作品の良さ伝わっていますように。

 

 

モノローグが多めと書きましたが、想良くんの低音モノローグがまたこの作品をとても引き立てているんです。

 

もの静かで人付き合いなんでいらないと思っていたみっちゃんと、無邪気な明るい太陽みたいな浩一が出会って、初めて生まれた「永遠の昨日」。

 

カメラワークやカットなど、製作陣のこだわりも詰まった作品なので、観てない人はぜひ、U-Next か Netflix へGo!!!

 

 

それで最後衝撃的だったのが、浩一役のリオくんが「高良くんと天城くん」に出てる、としって最初ピンとこなかったけど、田中役で写真見たら本当に出てた。

 

髪の色が違うから全然最初分からず…。

高天からの「永遠の昨日」でお仕事だったようで、浩一にピッタリだったよリオくん。

 

 

画像・あらすじ公式よりお借りしました