JARLとJARDにおさらばを決心 | 惣治の日々

惣治の日々

「悠々として急げ」とは彼の巨匠 親父の呟き
開高健に憧れ・・江戸和竿に魅せられ
回顧録を兼ねて綴る
4代目竿治 参乃治会 惣治 

アマチュア無線は小学生のころからの趣味で、今まではJARL(日本アマチュア無線連盟)の会員を続けてきたけど、現状のJARL、JARDをみると嫌気がさしてきた

 

理由は、特に海外局との交信証交換にのために有益だったJARL経由の交換がほぼ壊滅的なこと

200枚近くの外国局への交信証を送ったが、外国から帰って来たのは数枚

インターネット経由でEQSLというのがあって、海外局はほぼそれを使っている

 

それに加え、JARLからカード交換が1年以上遅延しているという問題もある

配布は2カ月に一度だけ

もうこのサービスに期待することはできない

 

JARDの理事、評議会はJARLの役員を経た者が多い。そして、彼らは有給で、JARLとJARDが一緒になって、この無線機の保証という「しょば代」稼ぎに精を出す。

JARDが何を企もうがJARLは異議を唱えないだろう

 

アマチュア無線を楽しもうとする人たちから保証制度という歪な制度での集金は我慢できないし

交信証交換の機能もほぼ意味をなさなくなってきている

 

アマチュア無線界のために、アマチュア無線を楽しむ人を支える、行政や他の国とのつながりのためにJARLは必要な存在だと思ってきたけど

もうJARLを支えようという気持ちが、うんざりという気持ちでいっぱいになった

 

なので、今後は8,200円 (入会金1,000円 +年会費7,200円)というJARLへの会費の支出は止めることにした

 

もちろん、現在開局している無線局は新スプリアス対応の保証をTSS(現在保証業務を終了した)を受けているので、私が使い続ける限り年600円(移動局300円、固定局300円の両方を払わなければいけない、これもおかしな話だけど、5年間一括払いで1500円×2)だけで続けられる

無線局の再免許の更新も5年ごとに一度電子申請で1950円(移動局、固定局それぞれ)

 

JARDの保証業務という金儲けも、あと10年か20年でアマチュア無線をやる人や、保証対象の日本の古い無線機は激減すると思う

61才から75才で約2万8千人

 

儲けられなくなるだろう、それとも中華を含め、何でもありでどんな無線機でも誓約書で保証するから金をとるというのが続くならば保証というのがまさに金儲けであるにすぎないことになる

 

保証してもらったからと言って保証対象の無線機はその場限りで、次に誰かがその無線機を受け継いで使おうとするとまた保証料が必要になる

保証料を払ってその場を通してもらう所場代に他ならない

 

 

もっともアマチュア無線で不可解なのはある

例えば、本来4級アマチュア無線の資格のみの人が送信できない周波数やモールス通信の機能が付いている無線機を購入し、運用できる(許可されてない周波数やモールス通信を使用しないのは暗黙の了解で、本来は資格に応じて制限されていることが証明されなければいけないはず)

 

アマチュア無線の何が面白くて続けているかというと

電波を使った不思議やワクワク、工作などが楽しい

一番上の機種はもう1977年発売の父の形見TS-520S(100W)で今でも正常です

いつ見てもカッコいいです

 

JARDを利用するのが嫌でこれを使用した固定局の開設はせず、

その下のFTDX-10(100W)を2024年3月3日新調し、固定局を新設しました

(100Wにこだわったのは周囲のアンテナ等が200Wに対応できず、100W対応でした

200Wにしようとすると結構設備が大変です)

 

 

その下の小型のFT-991(50W)は2015年5月20日購入の新スプリアス対応の技適機種

大型のは、アマチュア無線機で最後のアナログ機と言われるFT-1000MP MarkV Field(50W)

でTSSさんに保証してもらいました

今思うと、変な保証制度ですがTSSさんの方がましだった気がします

 

こんな設備(無線局)で電波伝搬の状況次第で地球の裏側まで電波が届くのはやっぱりビックリ

 

利権で囲われてしまったJARLやJARDとはおさらばすることにしました

 

はやく、諸外国みたいに包括免許制度になり、JARDの保証業務という歪なもの消滅を願っています

 

お終い