こんなこと許していいのか、JARDの保証可能機器リストを見て | 惣治の日々

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「悠々として急げ」とは彼の巨匠 親父の呟き
開高健に憧れ・・江戸和竿に魅せられ
回顧録を兼ねて綴る
4代目竿治 参乃治会 惣治 

 

スプリアス規制、早く言えば不要な電波、他に悪影響を与えかねない電波の輻射を規制するもの

 

アマチュア無線で新技適(新しいスプリアス規格に合致したとする技適番号を有するもの)以外の古い規格のアマチュア無線機を使用して開局しようとすると保証を受ける必要がある

 

なんだこの「保証」って

 

JARDは多くの無線機を集めたりして、型式で旧技適、旧JARL認定機種でも、測定をし、合致を認められたことを根拠に多額の保証料をとっている

 

今回中華製が加えられたみたいです

 

本来、新旧無線機で型式で新スプリアスに合致しているものは、国がリストとして明示すればいい、JARDが儲ける必要はない

 

合致するかどうかはJARDでなくて民間測定会社に独占させない態勢で委託すればいい

 

さて、ここにきてとんでもないものを見つけてしまった

 

保証可能機器リスト

2024年6月12日版

 

 

QYT-28

BF-TD516

BF-TD930

BF-TM8250

に書かれている(注1)

(注1) 送信範囲が日本国内のバンドプランに合致していない場合は、送信周波数逸脱防止に
かかる誓約書の提出が必要です。

 

これらは中国製で、

 

本来ならば、日本のバンドプランに合致していなければ、合致しない部分を電波を送信できないよう改造して、写真を添付して、なおかつ簡単に切り替えられるようなものではいけなかったはず

 

これが誓約書

 

で署名と金さえ払えば保証されるのだ

 

販売店もJARD保証認定機種として売り出しに出している

 

安い中華の無線機を買うだろうから、それをJARDは保証対象機種として保証業務の先細りを

中華無線機に頼ろうというものだろう

ますます日本の無線機は売れなくなり、違法無線局の温床になることが危惧される

 

これまでどおり、無線機は日本のバンドプランを逸脱する運用が可能であれば、誓約書ではなくて改造して日本での運用通りになっている写真を添付させるべきだ

 

写真を添付と言っても、同じ写真が使いまわされるだろうから意味はないと言えば意味はない

そんなものなんだ

 

日本の八重洲さんやアイコムさんもゼネラルカバレッジの無線機を作り、販売し

 

アマチュア無線家が開局等の電子申請する際に、この誓約書の内容と同じ誓約書を添付すればいいだろう

 

そうすれば、製造過程において、国内版、海外版など複数製造する必要はない

 

いよいよ包括免許制度に向かうだろうな

 

どういう事かって?

 

アマチュア無線局の免許状は現行のように所有資格に応じた記述

 

そして、開局申請等と更新、再免許手続きは5年ごと、本人の責任のもとで無線機を運用する

 

そのかわり、日本のバンドプランに対応していなかったり、スプリアス規制に合致していない、保有資格を逸脱する運用には思い罰金刑、1年程の免許停止の行政罰、数十万くらいの重い罰を課すのが良いと思う

 

そしてJRADの保証業務というやくざの所場代徴収みたいな業務は淘汰されるのが良い未来だと思う

 

 

お終い