銀塩写真のネガフィルム | 惣治の日々

惣治の日々

「悠々として急げ」とは彼の巨匠 親父の呟き
開高健に憧れ・・江戸和竿に魅せられ
回顧録を兼ねて綴る
4代目竿治 参乃治会 惣治 

カメラ、写真の世界は銀塩フィルムカメラから一眼レフデジカメ、ミラーレスデジカメ、スマホと変わってきている

 

我が家の膨大な写真の整理は一筋縄ではいかない

 

印画紙の写真しか残っていない親世代のは冊子のアルバムからスキャンしてデジタル化

 

自分の若い頃のや子供の写真はネガフィルムがたくさん残っている

 

終活の一環として、子供たちはきっと手を出さない、たぶんそのまま捨てられるだろうネガフィルムをどうしたものかと考える

 

18年前にCANONのスキャナーを購入して、一応のデジタル化は終わっている

これはかなりの優れもので、36枚撮りのフィルムをいっぺんに取り込み

ネガフィルムのネガポジ反転も退色補正もやってくれる

CanoScan 9950F

ただ・・・精度を上げようとすると読み取りに時間がかかる

 

最近ネットでデジカメでネガフィルムを撮影し、画像処理でネガポジ反転をする記事を見かけた

それで、どんなものかとアダプターを買ってみた

CANON 5D3に100mmのマクロレンズを着け

その先に円筒とネガフィルムを挟む仕掛けとバック照明のLEDのセット

 

適当に整理されていないネガフィルムをセットしてみてネガフィルムを撮影すると

ネガフィルムのベース色があるため、これを単に反転しても色が崩れるので面倒

ホワイトバランスでネガフィルムのベースを取り込み、それからネガポジ反転

いろいろ編集して、出力すると3M程度のカメラの写真とほぼ同じサイズ

少しサイズをクリップして画像サイズを小さく

 

おそらくこのフィルムはアメリカのサンディエゴ入港時かもしれない

 

そして、煙突とCIWSから護衛艦「たちかぜ」乗艦中ではなかろうか

1996年の第4護衛隊群がRIMPACに参加、当時専攻科学生で臨時勤務・・・その頃だろう

 

しかし・・・写真1枚にこんなに時間をかけなければいけないのは受け入れがたい

 

同じフィルムをCanoScan 9950Fにセットしてスキャン、自動でネガポジ反転し保存される

色味はどうなんだろう (´∀`*)ウフフ

 

拡大すると、CanoScan 9950Fのほうは300dpi取り込みでかなり潰れている

600dpiとか読み取り解像度を上げるとめちゃくちゃファイルサイズが大きくなり、読み取りにかなり時間がかかる

 

デジカメとスキャナーでは、ほぼ同じサイズなのに解像感はデジカメが良いけど、色味調整で結構手間がかかる

 

目的は、ネガフィルムを断捨離すること、

ネガフィルムもどんどん劣化してしまうんだろうし、いまさら現像に出すなんてこともないし

手間も費用もかけたくない

 

 

なんかいい方法ないかなー

 

お終い