ショルダーバッグを修理する。 | 惣治の日々

惣治の日々

「悠々として急げ」とは彼の巨匠 親父の呟き
開高健に憧れ・・江戸和竿に魅せられ
回顧録を兼ねて綴る
4代目竿治 参乃治会 惣治 

ちょっとした街歩きや、チャリでの移動の際に、ほぼ毎回お世話になるショルダーバック。

いつもパンパンに物を詰め込んで、斜め掛けして使うので、腰に当たる部分にダメージが。

10年以上使っていて現行品とはだいぶデザインも内装も違ってきています。

 

最初の頃は、だいぶ擦れてきたなーと感じる程度でしたが、破け始めると早い。

 

 

 

そういえば、神戸三宮にユザワヤの看板があったのを思い出し、補修の為の帆布等がないか店内を探してみました。

ありました。

最初は、帆布ってたいがい白いので、後で工夫しなきゃいけないかと思っていたら、

帆布ヴィンテージウオッシュ11号583円なんてのが、ワゴンに乗っていて。

「私を買って」と言わんばかり。

糸目の大きさも、色もバッチリ。バックは9号帆布なのですが、両面張り合わせしようと思っていたので少し薄い11号が補修には良いかな。

縫い合わせの糸もエジプト綿。針とボンドを買って、

後は縫うだけ・・・・・。

プロならばカケツギとかできるのでしょうが、素人の私めはパッチ。

少し大きめにパッチ状に切って、両面からボンドで張り合わせ、後はそれが剥がれないように

糸で縫い上げるって作業。

出来上がりは、こんな感じで、注視すれば分かるけど、遠くから見える分には大丈夫みたい。

 

 

いろんな所が擦れて、薄くなって破れていくのでしょうが、この布でパッチ補修。

継はぎだらけのショルダーバックも愛着が湧くってもんですよね。

 

「イギリスのチャールズ皇太子がお履きになっているジョンロブの靴、
なんと20歳の時から40年以上も履き続け、よく見ると至る所に無数の補修用パッチ・・」

 

そこまではいかないとしても、大切に手入れしながら使い続けようと思っています。

 

余り詰め込みすぎないで、軽くして使うのがバックには優しい使い方なんでしょうけどね。(笑)