韓国から来たコンボイ。
こんばんは。
さて今日はG2オプティマスプライムに先んじて韓国版のG2コンボイをご紹介します。
ちゃんとハスブロからライセンスを受けて販売された韓国限定の韓国版のオフィシャルなG2コンボイです。
タカトミが日本限定仕様のコンボイを出すようなもんです。
箱が巨大です。
そばに転がっていたスカウトクラスの玩具と比べると
なかなか邪魔な大きさですよ。
韓国のオモチャによくあるべコベコのダンボールです。
コンボイと比べるとこの巨大感。
なんでこんなにでかいのかと言えば…
「うは~はっはっは!デストロンの逆襲~っ!!」
G2メガトロンはあっさりブラジオンをぶっ殺すイケイケ破壊大帝
です。
「メガチョロン・アターック!!」というスーパー低音ボイスが寂しいですが…
そんなG2メガトロンと対比させるとコンボイがちっちゃすぎるので、つりあいをとるために大きくしたと言われています。
G2メガトロンに関しては過去の記事をみてください。ここ
ただそれでもコンボイよりはメガトロンのほうが大きいです。
コンボイを圧倒するほどの存在感!
それこそがメガトロンです。
ちなみに僕が「メガトロン」として想定するのは加藤メガトロンのみでそのほかユニバースのメガトロンはメガトロンにあらずです。
デカイわりにパンチの穴はちっこいです。
単純に拡大されている訳ではなく、ぜんぜん違う仕様になっています。
コンボイの腰背面部分にあるスリットはG2コンボイのサウンドパックと取り付けるためにあるのです。
しかしG2コンボイではない多くの復刻コンボイにはスリットがあるのに、
G2コンボイの拡大版にはスリットがないというこの奇妙さ。
プラの質は安っぽく間接がギシギシいいます。
こんな細いプラ棒の間接はとてもじゃないけれど曲げられませんのでねじを緩めて変形させます。
股間接です。
こんなギアではカチカチできません。開いてゆっくり変形させます。
わずらわしい!!
ちなみにロボットモードで箱にはいっています。
顔の塗装制度は悪いです。
昔はこのコンボイ頻繁に出回っていたのですが、最近は見かけなくなりました。
そのころから探していたのですが、なんともいえない微妙な雰囲気漂うオモチャです。
胸パーツは開きません。
さらにがっかりするポイントがあります。
タイヤのモールドは紙です。
紙!紙シール!
がっかりちゃんです。
ローラーは黄色です。
コンテナを展開するとからし色が目を引きます。
ちなみにコンテナも拡大されています。
コンテナ展開するとめっちゃくちゃスペースをとるでかい基地です。
発射ギミックは超強力スプリングです。ダイキャスト製のカーロボもばっこんばっこん飛んでいきます。
安全性なんて言葉も飛んでいってしまったようです。
完全コピーしている訳ではなくところどころがオリジナルと異なります。
例えばダイアクロン隊員のスペースがオミットされているとか。
アームの開閉が出来なくなっているとか。
ハングルがものすごく目を引きます。
ちゃんとサウンドパックも付いています。
G2ではコンボイが自己紹介するので、こちらもハングルで自己紹介していくれるのかと思えば、催眠音波のような奇妙な電子音が3種類ながれるだけでした。
危うく意識が飛ぶかと思う不快な音です。
トレーラーの上には丸い穴があります。
ここにはオリジナルの5連ミサイルを取り付けます。
目にあたったら失明しちゃう!と思わせる強力な威力です。
全体的は金メッキの乗りも良いです。
何と言っても素晴らしいのがつや消しの黒のコンテナの美しさに尽きます。
すべての不満点が吹き飛ぶ仕上げの美しさです。
そして何よりも巨大感。「コンボイはリーダー」と改めて感じることが出来ます。
とは言え…あんまり「これこれ!待ってたよ!これ!やっぱいいわ~!」
なんて事は決して言えない感じのオモチャです。
昔はよく見かけて当たり前に存在していたんですが、今では忘れ去られた可愛そうな司令官です。
と、こんなところでお終いです。
まだ次回の更新までさいなら~!!