『自分軸』の育て方_園児さん小学生中学生、そして高校生のケース | インターナショナルスクール式・グローバルに活躍するチカラ/楽しい子育て・グローバル教育!

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「自分軸」とは、自分の意見や価値観に基づいて行動することを指し、「他人軸」とは、他人の評価や意見を基に行動することを指します。

 

自分軸を持とう!

 

ものすごく簡単なようですが、とっても難しいです、特に『普通』や『当たり前』が重視される日本社会では、他人の意見や評価を重視する傾向が強いため、子どもたちは無意識のうちに「他人軸」で行動しがちです。

 

しかし、これでは自己の本質を見失い、自己肯定感や自己信頼感を持つことが難しくなります。「自分軸」を持つことは、自分の意見や価値観をしっかりと持ち、他人に流されない強さを養うために必要です。

 

 

 

一般的に、お受験を経験した小学生は、お受験用の『いい』と『悪い』を知っています。

 

お受験を経験しなくても、小学1年生から、共同生活を乱さない、いい子でいることを結構強めに求められ、それができる子が『いい子』として褒められます。

 

小学1年生から、園児さんもかな、自分軸ではなく、他人軸でいることを強いられます。

 

いい悪いを他人に評価され、その評価を自分が自分にする、

 

小さなことから、他人の目線を気にして、他人軸で自分が自分を評価する、無意識です。

 

 

例えば、実際によくありますが、好きな色ひとつでも、素直に自分の好きな色を言えない子は少なくないです。

 

言えない理由は、そもそも自分の『好きな色』を考えたことがないというのもありますが、色の中にも、いい・かっこいい・かわいい色、よくない色、と、子どもたちは他人の評価を気にしています。

 

 

質問1『好きな色なぁに?』

 

Aくん:え・・・好きな色・・・・

 

Bくん:青!

 

Aくん:あ、オレは、黒、

 

Bくん:あ、やっぱりねー、

 

Aくん:あ、やっぱりゴールド!

 

Bくん:全部、全部の色が好き、レインボー!

 

自分軸で自分が好きな色ではなく、他人軸で自分の好きな色を決める、という傾向にあります。

 

 

質問2『好きな食べ物なぁに?』

 

Cちゃん:え・・・

 

Dくん:餃子!

 

Eくん:オレはステーキ!

 

Dくん:あっ・・・・

 

Eくん:やっぱり、キャビア!

 

Dくん:叙々苑の焼肉!

 

自分軸で自分が好きな食べ物ではなく、他人にすごいって言われそうな、他人軸で自分の好きな食べ物を決める・・・傾向にあります。

 

 

 

『子どもだもん、男の子だもん、そんなもんでしょ』と言ったり、かわいいと褒めてしまえば、いいことだと認識して、自分の好き、嫌いも他人軸でしか考えられなくなります。

 

 

そして年齢が上がって、小学生の高学年さんとのケーススタディです。

 

『好きなことなに?』

 

小6くん:野球が好き。

 

どうして?

 

小6くん:みんなにすごいって言われるから嬉しい。

 

(好きな野球をするのにも、みんながどういうかがいちばんの理由として上がってくるの???)

 

好きな野球をするのに他人は、関係なくない?

すごいって言われなくても好きなことしてたら幸せじゃない?

 

小6くん:・・・・・

 

 

自分軸を持つ練習をしてきていない子どもたちが『人はみんな違うよ、尊重し合おうね』と教えられると、どうなるか?

 

小6さん:イジメはいいとは思わないけど、みんなそれぞれ違う意見を持っていて、尊重しなくちゃいけないんです。だからイジメをする人のことも尊重すべきです!

 

え? イジメをする側の意見も尊重するの? え?どうして?

 

小6さん:間違えはないとか、人の意見は尊重しましょうって言ってるくせに、なんで私の意見を否定するんですか?!

 

いや、否定じゃなくて、どうしてか教えてほしいんだけど・・・

 

小6さん:みんなそれぞれ違うんです、だから尊重しないといけないんです!学校の先生が言ってましました!

 

 

この中学生は決して悪い子じゃないです、逆にいい子ですが、子どもたちは他人軸で物事を考えることに慣れてしまい、自分軸を持つことができなくなっています。

 

 

そして、高校生になる、、、偏差値77くらいの進学校に通う高校生のケーススタディ。

 

進学校の高校生:イジメはダメだけど、イジりはいいしょ!

 

アメリカ人先生:えっ、イジりとイジメはどこが違うの?

 

進学校の高校生:イジりといじめがわかんないって、空気読めないでしょ、そこでダメじゃん!

 

アメリカ人先生:ん? どこが違うの?

 

進学校の高校生:イジりは相手が嫌がってない、イジってもらってるんだよ?!

 

アメリカ人先生:ん? どうして嫌がってないってわかるの?

 

進学校の高校生:え? イジってあげてるんだよ?!喜ぶところでしょ

 

アメリカ人先生:え? みんなイジってもらいたいって思ってるの?

 

進学校の高校生:そう、ウチらはみんなそうおもってる。

 

アメリカ人先生:わかんないじゃない? いやって言えないとかあるし、話さないの?

 

進学校の高校生:だから、ウチらはそうじゃないの。話すとかめんどくセー、そっちはそっちで勝手に話せばいいじゃん。

 

 

 

 

そして、大学生になるとどうなるのか?

 

つづきます。

 

 

 

 

 

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