『みんな違う』ということを理解できたら
さて、どうやって？
ISAKの創設者さんでも、16歳での留学でと書かれています。
外に出る、問題にぶつかる、知る、そして考えるのが手取り早いでしょうと思います。
とはいえ、ただ留学すればみえるという問題でもなく、もちろん自分の意志で留学に行くのがいいと思うけど、ちょっとした家族旅行でも『違い』に出会えることはたくさんあります。
前記事にISAKの面接でネパールの話で盛り上がったという記事をリンクしましたが、８歳の息子は母に連れられてネパールの山奥の村にホームステイをした、そのことが世界の『違い』を考えるきっかけになったようです。
たまたまホームステイ、たまたま同じ年のお子さんがいて、数日を過ごして、
村の子どもたち
おうちのキッチン
ダイニング＿食事は1日２回、量は多い。
カトマンズ
また、ある時のタイの路上では、お金をちょうだいと手を出されて怖くて動けなくなって、その人たちがどんな人かをハハから聞いた後に、走ってそこへ戻って、持っていたお小遣いを渡していました。
親としては発展した都市とこれからの都市を交互にみせたいと思っていたけど、息子にとってはパリもニューヨークもロンドンもハワイも、ネパールの山奥もタイの裏路地も、電気も車もない島も、同じで、楽しいただの家族旅行です。
でも、たまたまそれがきっかけになった。優雅なリゾートのプールサイドで〜というだけでは難しいかもしれないけど、現地の人と触れ合って、いろいろな事があって、何が子どもの心に残るかわからないけど、楽しい家族旅行でも、世界の『違い』を知るきっかけになると思います。
余談ですが、LCCかマイルで飛んで、現地のローカル宿に泊まる旅は、塾の夏期講習より安価でした、我が家の場合です。
世界の『違い』を知れば、『普通はそう！』の『普通』がなくなる、
その普通が普通じゃなくなって、自分のやりたいことをできるようになる。
みんなそれぞれ違う、得意なことも違う、
他人と自分を比較して勝った負けたって、かなり無駄な労力だったりすると思うのです。
例えばですが、小学生と帰国大学生のディスカッションに、教員を目指す高学歴の国内大学生が意見をしました。
小６生：将来はサッカー選手になりたい、かっこいいから。
帰国大学生：いいね、サッカー好きだもんね、でもどうして野球選手がかっこいいの？
小６生：えっと・・・みんなにかっこいいねって言ってもらえるから。
帰国大学生：いいね、でもさ、サッカーが好きなんでしょ？ 褒められるためにサッカーやってるの？
小６生：えっ・・・違う、楽しいから。
帰国大学生：好きなことするのに他人が褒めるとか褒めないとか関係なくない？すごいって言われなくても好きなことしてたら楽しくない？
小６生：え・・・・
帰国大学生：他人に褒められたら、自分がすごいって思えるからサッカーしてるって、サッカーをしてると楽しいじゃなくて、優越感が楽しいってことになっちゃわない？
この話を聞いて、教員を目指す高学歴の国内大学生が意見をしました。
サッカー選手、すげーかっこいいじゃん、みんなに褒められたら気持ちいい、自分はかっこいいって自信が湧く、優越感は大事、自分は人よりすごいって思われたいから頑張るんだから、みんなそうでしょ。
みんなにすごいって言われたいから頑張るのか、、、なるほどですね、、、
だから大チャンスなんだけど、一般教育とAO式の何が違うのか、
こちらから考えてみたいと思います。
”AO入試は、世界全体の変貌に対応する為、生きる力の育成を提唱
インターナショナル式の学び、グローバルディスカッション・プレゼンテーションクラス
グローバルに活躍するチカラ〜
http://www.international-kids.jp