もっと積極的に授業でいじめのメカニズムを考える時間を作る | インターナショナルスクール式・グローバルに活躍するチカラ/楽しい子育て・グローバル教育!

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息子のインターナショナルスクールでの学び、自身の仕事を通して感じた教育問題、楽しくグローバルに活躍するための子どもを育てる、インターキッズを主催しております。

 

 

 

いやいやいや、これイジメというより犯罪よね?

 

 

「青空に飛ぶ」の中でもアメリカと日本のイジメの違いが書かれていたけど、日本の何がここまでにさせるんでしょう・・・

 

 

世界ではどうなんでしょう?

 

 

例えば、アメリカでは、いじめに関する法律は州ごとに制定されているので、規定の厳しさは州によってばらつきがありますが、現在全米どこの州でも、いじめ行為が刑法上の規定に該当する場合には、未成年であっても、有罪になれば、懲役になる可能性があります。

 

 

 

フランスでは、2022年3月に刑法が改正され、学校でのいじめが「犯罪」と規定されました。 刑法適用年齢は13歳以上です。 学校でのいじめをきっかけに、被害者が8日を超える通学不能に陥った場合、5年以下の拘禁刑および最大7万5000ユーロ(約1200万円)の罰金。

 

 

 

日本ばかり「いじめ加害者に甘い」のはなぜ?厳罰化の海外と広がる格差

 
 

もっと積極的に授業でいじめのメカニズムを考える時間を作るなど、大人がいかにいじめをエスカレートさせず、食い止めるかが大事」

 

本当にびっくりマーク

 

 

 

以前、インター生たちとこの動画を見て考えるということをしたのですが、子どもたちは大ショック、全員が見た方がいいと言っていたこちら、

 

アメリカの有名なラッパーさんが歌詞だかスピーチだかに引用したくらい、日本でも教育業界では有名だと思います。

 

 

 

息子が大学生の時のオンライン授業で、帰国生たちががどんなふうに倫理観を得てきたかを話しています。

 

 

オランダでは時間割もないし、倫理、道徳という授業はない。でも、戦争はすごくよく学ぶ、そのプロジェクトで、倫理的にどうだろう?とディスカッションをしながら学んでいた。それが倫理だったというのは、日本の高校で倫理の授業を受けて思った。

 

帰国して少しだけ公立中に通ったけど、そこでの道徳の授業は、ただ出た意見を黒板に書いて終わりだったから、先生も道徳の授業の準備するのを嫌がってたし・笑

 

日本の道徳というと、『思いやり、優しさ』みたいのが多くて、日本人っぽい、だから日本人は優しいのかなと納得だけど、中学生くらいになったら、もっと深い話しもできると思う。

 

 

アメリカ、香港(イギリス式)で教育を受けた大学生も、日本の道徳の授業は、道徳は大事とはいう建前があって、みんな本音で話さないから、なんか深まらないと思った。

 

 

香港のカナダ式インターでは、一方的に教えられるというのはない。学んだことを元に、自分で教科書を作ったりした、アプリもあって簡単。道徳や倫理という授業はないけど、どんな授業にも倫理的視点で考えていたと思う。

 

 

 

 

IB高校生も特攻隊を自分で学んで、考えている。

 

 

一方で日本の学校教育は、習っていない漢字を使うと注意される、習っていない方法で計算するといくら答えがあっていても❌というところから、小学生の学びがスタートして、学びは受け身とされ教えられのを待つことがしっかりと身に付く。

 

 

その結果教科書にないことは習わない、特攻隊については教科書にないので知らない。自国のしたことを知らないまま大人になる、それが日本の国民。

 

 

これって、ドイツの子供たちがホロコーストの歴史を知らないまま大人になるのとか、アメリカの子どもたちが奴隷の歴史を知らないまま大人になることと同じですよね。

 

 

上の帰国大学生が「どんな授業にも倫理的視点で考えていたと思う。」と話している通り、ホロコーストや奴隷の歴史から差別について学ぶし、考えるし、だから偏見をなくそうって思えるんだろうし。

 

 

日本の『差別とはなんですか?』という問いに、「差をつけて扱うこと。わけへだて。」と子供たちが答えているのは言葉の意味。

 

意味を覚えてるだけで、知識がある頭いいとしてると、何も感じない、社会生活に役立てられないですよね。