家庭内裁判。〜ヤキ入れまでのカウントダウン〜 | 不倫成敗録

不倫成敗録

今までジャニ系でしたが、色んな事を書いていきます。主に不倫相談例(もちろん仮名にする等、相談者のプライバシーに配慮した上で。)

よろしくお願い致します。


夫のアッパークラス過ぎる中性脂肪値が発覚。


普通ならば、家族会議するところだが。


また、世間一般の奥さんなら、


「もう!パパ、本当気を付けてよね!お菓子控えて!」


と、かわいく注意するだけで終わるだろう。


しかし。



私「ガァッデム!」(年末の蝶野)


「緊急裁判だ!」



夫を広間のまんなかに正座させ。


私「ただ今より、緊急家庭内裁判を開廷する!」


夫「家庭内裁判って…。」


私「裁判長及び検察官は私や。」


夫「ちょっと待ってよ!徹底的に締め上げた上での極刑確定じゃない!」


私「静粛に!」


「安心せえ!ちゃんとフェアな裁判や。弁護士も用意してある。」


「当裁判所自慢の美人弁護士を!」


夫「え?佐藤さん?春山さん?」


私の知り合いの美人弁護士の名前を並べながらホッとした様子の夫。


の前に、娘のもーちゃんを座らせた。


私「カワユコ弁護人、もーちゃんや!」


夫「まだ赤ちゃんじゃないか!美人弁護士って言うからてっきり佐藤さんか春山さんだと。」


私「君は自分の娘がかわいいないんか?そう思わんのか!?」


「我々及び、若いモンにすらない完璧に近い肌のハリ、きめ細やかさ!かわいいやないか!何が不満や?」


夫「弁護能力ないよ!」


私「起訴状を朗読する。」


夫「話聞いてよ!弁護士いないのと一緒…。」


私「静粛に!」


「被告人○○優、年齢○○才、職業○○、現住所○○○○○○。現体重101キロ。」


夫「体重は読み上げなくても…。所々真剣におかしいよ!」


私「静粛に!これ以上の私語と肥満化は慎みなさい!」


夫「どっちも出来ない!」


私「被告人は妻と結婚当初、小さなクリニックで糖尿病予備軍と診断されダイエット、食事制限を課せられたにも関わらず!家族の目を盗みお菓子や甘いジュースを飲む日々を続け、ついに予備軍から糖尿病になった。間違いないですね?」


夫「はい、全部僕のせいです。自分に甘かったから。」


私「更に!被告人は妻が日々悪者潰しに忙しいのをいい事に、暴飲暴食を加速させ肥満化が更に進み、結果、睡眠時無呼吸症候群と診断され毎晩装置をつけなければならない身体になった。」


夫「はい。情けないと思ってます。」


私「ここで大いに反省して改善の努力をすべきところを!食べる事が唯一の趣味である被告人はそれが全くやめられず!ついに体重は、妻が超えるなと忠告した100を超え、中性脂肪は更にひどく、3000以上にまでなった!」


「被告人がドンキ○ーテ等の激安ショップでお菓子等を買い漁り続け、更に妻が悪者潰しをしている間や義母達の留守中、家で大好きなラードを使って様々な料理を大量に作っては食べていた事も判明しています。」


「改善の努力をしなかったからこその、重大な結果。情状酌量の余地はないと考えます。」


「弁護人、反対尋問をどうぞ!」


ヨチヨチ歩いて私に手を伸ばして抱っこをせがみながら。


もーちゃん「あ〜、あう、ぶー、ちゅっ!あうあうあ、あー。」


私「事務官、通訳を。」


母「異議なし、執行猶予はなくていいですとの事です。」


夫「絶対違う!!!」


私「昨日、食事制限すると言ってましたね?では、今朝までに何グラムやせたか体重計に乗って下さい。」


父が持ってきた体重計に乗せると。


父「…103キロ。」


私「…主文後回しで。」


夫「極刑!?」


私「何で一晩で2キロも増えてんねん!…豚の丸焼きの刑に処す!」


とたん!

それまでオモチャに夢中だった息子のかー君が寄ってきて。


かー君「やめて!丸焼きなんて!」


夫「かー君!」


かー君「豚まんの方がいい!」


タイミングよくおててをパチパチさせたもーちゃん。


これ以上ないぐらいヘコみだした夫。


私「…武士の情けや。お菓子禁止令で勘弁したる。」


「標準体重になるまでお菓子、甘いジュースは全面禁止!ラード厳禁!」


「欲しがりません、勝つまでは!や。今は戦時中と思え!これにて閉廷。」



その後。

ダイエットを開始した夫だったが。

食べてないのに、グラム数増加する不思議。


巧妙に隠れて食べてないか現在調査中だが、今までの経験から言うと…。


現在の夫の中性脂肪値、3000。


飲食判明して蝶野復活する可能性、300000。


…ガッデム!