引きこもり更生方法。私のやり方。 | 不倫成敗録

不倫成敗録

今までジャニ系でしたが、色んな事を書いていきます。主に不倫相談例(もちろん仮名にする等、相談者のプライバシーに配慮した上で。)

よろしくお願い致します。


シリーズ記事の途中ですが。

【引きこもりの子供を何とかしてほしい。】


こういう相談も、よく受けます。


両親「一体なぜ、息子は引きこもりを続けるのか、一体何が悪いのか、解らないんです!」


腐る程聞いてきた、親達の嘆き。


そう言われる度いつも言う事は、


私「あなた方が悪い!」


以上。



実例を紹介します。


康太君は、21才。

普通ならば大学生か社会人になっていて当たり前のところ高校2年生から登校拒否となり、以後はずっと家に引きこもる毎日。


母親が部屋の前に3度置く食事を食べては、空になった食器を部屋のななめ前につくね。


トイレもひっそり。


両親が声をかけても、必要最低限以外はしゃべらず。


康太君「ラーメン食べたい…。」


「コミック買って来て…。」


話し声も常にボソボソ。


我が子の有様に母親がノイローゼ寸前までに追い詰められ、悩み尽くして息子に泣いて訴えても、知らん顔!


風呂は一番最後、それも深夜にやっと入る生活をかれこれ4年も続けてきたと。


引きこもりの原因は、失恋。


両親は、傷ついているであろう息子を思い、ひたすら気を使い暮らしてきたと。


母親「なぜ、息子は引きこもるのをやめないのか、一体何が悪いのか!わかりません!」


私「…失礼ですけど、原因ハッキリ言っていいですか?」


父親「おわかりなんですか?」


私「ハイ。」


母親「お願いします、教えて下さい!」


私「全て、あなた方が悪い!」


父親「え?」


私「考えてみて下さい。息子さん、毎日何の苦労がありますのん?」


「普通、人間が共同生活送る場合、幼稚園児以上は必ず、大なり小なり何かしらの苦労であったり、義務、気遣いが発生します。」


「相手や周りの事を多少以上、考えながら行動せざるを得なくなる。」


「家族でも、他人同士でも同じ事です。自分勝手、好き勝手を完璧に貫くのは、なかなか難しい。」


「せやけど、息子さんは?微塵も苦労気遣いする事なく、だからこそひたすら自分勝手、好き勝手に過ごせてる。それがいっそ、恐ろしいぐらい完璧に!成立してる。」


「誰のおかげか?誰のせいかといえば、あなた方、親や!」



「人間は、えてして楽な方へ流される。」



「何もしなくても親が自動的にメシを3度3度運んでくれ、洗い物も下げてくれて。風呂も、深夜であっても沸かして用意してくれる!」


「電気ガス水道代、生活費も全て親が自動的に保証してくれて、自分は全く何もせん!自己中貫いて親が泣いて苦しもうと悩もうと知らん顔してるのに、親は反対にひたすら自分の顔色伺っては色々気遣ってくれて何でもしてくれて。それでいて怒られる事は全くない!」


「すっごい楽や!何の苦労も工夫もいらん。」


「もっと言うたら、一切頭使わんでエエ!」


「人間は、楽な方へと流される。あなた方があえて引きこもりやすいようにひたすら接待してるようなモンや。」


「人間関係いうのは、大なり小なり程度の差はあれ気遣い合うて、尊重し合うて成り立つもんです。」


「言うてもえてして世間、赤の他人は冷たいから、家族であればなおさら!いたわりと気遣い、尊重はあって然るべきや。」


「息子さん、ありますか?母親が自分の事でひたすら悩み苦しもうと、それを一生懸命泣いて自分に訴えてこようと!返ってくるのは生返事か、ラーメン食べたいとかの自分の要望ばっかりや!」


「そんなん家族やない。家族として、何の値打ちもない!」


母親「でも、息子はフラれて傷ついてるから…。」


私「やから言うて、4年間も両親に心配させまくって悩ませては傷つけ続けていい理由にはなりません!」


「いっぺんフラれただけで身勝手極まりない楽まみれの生活していいなら!4年間も悩み苦しみ続けたお二人は、更にそれする資格ありますよね?何でしはらんかったん?」


「お母さんは、旦那さんと息子さんを、ご主人は、奥さんと息子を、それぞれ周りの事を思うてるからこそ!ですやろ?」


「思いやり、気遣うからこそ!踏ん張っては努力してこられた。」


「なのに、息子さん何してはんの?いう話ですわ。」


「家族として全く甲斐のない奴に、これ以上気遣い労ってもらう資格はない!」


「そら、大事な人を殺されたとかで引きこもりになったんやったら、まだ解る。せやけど、フラれたぐらいで4年も!甘ったれ過ぎてる!」


「ご主人。長い人生には、たくさん辛い事があります。フラれたぐらいで4年も引きこもりを許してたら!やれ、大病した、親が死んで働かざるを得なくなった、災害に直面したて、そのたんびにどうなるか?」


「凄まじいレベルで何も出来ない弱い弱い人間になるのを、あなた方親があえて促進、応援してるようなモンや!」


「アンタらが、快適な引きこもり生活を保証してるから!いつまでも続けよるんや!家賃が発生したら!自分が払わなならんなったら!たちまち外で働かんならん、引きこもってる場合か!」


「中学生ならまだしも!20歳超えたエエ大人を親がいつまでも、それも徹底的に接待し尽くす形で養う事自体、おかしな話や。」


「いっぺん鬼になって家から叩き出しなはれ!そっからしか何も始まらん。」


母親「でも、それをしたら私達は息子に恨まれます。」


私「このままいったら、あなた方に万一の事があって、息子さんが1人残された時、どうなるか?考えた事ありますか?」


「息子さんはひたすら人様、世間に迷惑かけまくって、その全てから恨まれる!」


「息子さんだけやない。一体どんな育て方してきたんや、引きこもり生活を許してたからやて、あなた方親まで世間から恨まれる事になりますねで?」


「息子に恨まれるいうたとて、しょせん逆恨み。後々の大規模な、凄まじいまでの恨まれぶりに比べたら、可愛らしもんや。」


「逆恨みも、しょせんいっときの事。息子さんは、後で必ず!鬼になって放り出してくれた親に感謝する時が来る!」


「きちんと更生した後。あのまま引きこもり生活してたら、サテ自分はどうなってたかて振り返った時にね?」


「いっとき恨まれるのを恐れて、引きこもり生活をこれからも全面的にサポートして我が子をあえて究極のダメ人間にするか、息子の将来の為に鬼になるか!どちらを選ぶべきか?よっぽどのアホやなかったら解るでしょう?」


「本来、親という字は木の上に立って見ると書きますんや。」


「子供がケンカしようと、親が積極的にしゃしゃり出るべきやない。獅子は谷底に子を突き落とすごとく、本当の親ならば!まずは子供に苦労工夫させる。世間できちんと自立して生きていけるように。それがマトモな愛情や。」


「その意味で、あなた方は親やない。顔色伺いのゴマすり奴隷や!」


父親「…おっしゃる事、ごもっともです。このままでは息子は、本当にダメになってしまう。いや、私達がダメにさせてしまう!」


「叩き直す方法、教えて下さい!」




夫婦に叩き出し方法と話術をアドバイス。

早速実践したと。


以下は、その時の様子。

すなわち、引きこもり人間がよく言うセリフと、その対応話術。


父親「いつまでも親に甘えやがって!いい加減にしろ!」


「荷物をまとめてやるから、今すぐ出ていけ!」


息子を部屋から引きずり出したお父さん。


康太君「や、やめろ!ここは僕の部屋だぞ!」


父親「お前が固定資産税払ってるのか?電気ガス水道代払ってるのか?ここは私の家だ!」


「お前はもう、20歳過ぎた!親が養ってやる義務はない!1ヶ月分の生活費はくれてやるから、早く消えろ!」


康太君「やめろ!それでも親か!」


掴みかかる息子を、柔道技で制圧しながら。


父親「その言葉、そっくりそのままお前に返す!」


「いいか?人間関係、共同生活は、お互いの気遣いといたわり、義務や苦労工夫で成り立つモノなんだ。」


「お前、この内の1つでもしてきたか?した事があるか?」


「ひたすら親に寄生しては、おんぶに抱っこ!自分のせいで母さんが悩み尽くして泣いて辛さを訴えようと知らん顔で、吐くのはラーメン食べたい、マンガ買って来いだの、自分の要望ばかり!なんのいたわりも感謝もない!」


「赤の他人ならば、知らん顔も通る。だが、私達は家族だ。いたわり合い、気遣い助け合うべき所を、お前は一体、何をしてきた!?」


「ひたすら一方的に!失恋した自分を永遠に気遣い尽くし、接待し尽くせ、そうしてもらって当然だと言わんばかり!何様のつもりだ!」


「自分はたっぷりとした気遣いをさせておいて、母親が心身を壊して嘆き尽くそうと無視して身勝手を貫いてきた愚か者を、家族として何の甲斐もない奴をこれ以上養ってやる義務はない!」


「お前は今まで4年もの間!私達が泣こうが悩み尽くそうが、ご近所世間から笑われまくって困ろうが、何もしなかった。知らん顔を貫いてきた!」


「だから私達も!これから先、ここを追い出された後、お前が泣こうが悩もうが、困り尽くそうが!知った事ではない。」


「ただ、お前をこれ以上養いたくないという要望を貫く。お前が今まで散々私達にしてきた事を返すだけだ!」


康太君「そんな!実の息子を見捨てるなんて!それでも親かよ!」


父親「なら、お前は実の息子らしい事を私達親にしてきたのか?ひたすら苦しめては困らせ、何のいたわりも感謝もなくして迷惑をかけては世話をさせてばかり!」


「それでも息子か、家族か!見捨てられて当然だろ!」


康太君「…ぎ、銀行強盗してやる!いいんだな?俺は本気だ!」


父親「やるならやれ!勝手にしろ!」


「母親がノイローゼ寸前まで悩み狂おうが知らん顔を貫き通してきた腐れ息子になど、もはや何の期待もしてない。お前などにマトモな事がすんなり出来るなどと、思う理由もないからな?」


「強盗してくれたら、犯罪を犯してくれたら!裁判所に正式な絶縁を申請出来る。むしろ、そうあれかしと望むぐらいだ。清々する!私達は遠くに引っ越しすれば終わりだ!」


康太君「死んでやる!お前ら呪い殺してやる!」


父親「おお!今度は死ぬか!?」


「私達はこの4年間、本当に生き地獄だった!」


「大学社会人になっていくお前の同級生を横目に見ながら!世間ご近所からは笑われカゲ口を叩かれ尽くし、親戚からはひたすら親のせいだと責められ、つるし上げられ!」


「当のお前は、ひたすら私達に甘え、これでもかとスネをかじっては引きこもり続け、何の改善も感謝もない!毎日毎日、いっそ死んだ方がマシな日々だった!」


「私達ですら死にきれなかったのに!甘ったれ切った、覚悟も考え方も何もかもが薄っぺらいお前が死ねるか!死ねてたまるか!」


「強盗する、死ぬと言えば親がビビって考えを改めると思っての事だろうが、もはやお前に失望しきった私達には通用しない。」


「ビビるどころか、どこまで人の足元を見れば、今まで尽くしてきた親を脅すとは、どこまで家族を踏みにじり尽くせば気が済むのかと、更に更にお前に対する見損ないと嫌悪感が増したよ。」


「強盗も自殺も勝手にしろ。出来るモンならな!お前と完全に縁が切れるならうれしい限りだ。するならなるべく早くしてくれ!」


荷物を外に放り投げて告げるや絶句。

すごすごとそれらを拾い。


康太君「薄情者!覚えてろ!」


捨てゼリフを吐いて去って行ったというバカ息子。


それを見届けるや、すぐさま親友に電話したお父さん。


数日後。

ボロボロ状態で帰ってきた息子。


康太君「頼むよ、家に入れて!すげー反省したから!僕が悪かった!」


インターホンを押してわめくや、中から出てきた父親の親友。


父親の親友「ここはもう、お前の両親の家じゃない!俺が借りてる。」


「ご両親は、お前が早めに帰ってくるのを見越して引っ越した。あまりにも情けな過ぎるお前に心底愛想が尽きたからだ。俺にすら、引っ越し先を言わなかった。」


「俺とお前は、赤の他人。2度とここには来るな!騒ぐなら警察を呼ぶぞ!」


これも、私のアドバイスを実行した結果。


バカ息子の粘着を防ぐ為の措置。


絶望し、泣きながら去って行ったというバカ息子。


それから数年後。

引っ越し先のアパートで、鳴ったチャイムに母親が出て行くと。


康太君「お久しぶりです。」


言うなり、土下座し。


康太君「もう、顔も見たくない、見限られてるのは承知の上です!」


「でも、どうしても謝りたくて!」


母親「家族だったよしみ。話だけなら聞いてあげます。」


私が、息子が訪ねてきたら絶対にすぐ温かく受け入れず、冷たく言うようアドバイスしたセリフを吐いて中へ入れたお母さん。


康太君によると。

あの後、かつての友人達を頼りながら日雇い派遣バイトを転々てして食いつなぎ。


何とかボロアパートに落ち着いた頃。

知り合いのツテで入った清掃会社で、ひどい親に追い出されたとグチ混じりに事情を話すと。


先輩の女性「アンタが悪い!ご両親は被害者だよ!」


苦労してきた年配の先輩方から散々説教され、ようやく自分の愚かさに向き合うスタート地点に立てたと。


康太君「皆さんがしてきた苦労話を聞いて、僕の失恋なんて吹けば飛ぶような、あまりにも大した事がなさすぎるモノだって気づいたんです。」


「更に働いて、生活する苦労を知る中で、いかにお母さん達に辛い思いをさせ続けてきたかも。」


それから必死で働いて、今は正社員登用され頑張っていると。


「もう、遅いのは解ってます!でも、謝らないとたまらなくて!」


必死に泣いて土下座する息子に。


母親「そうね、あなたの事はもう、見限った後だから。」


「もっともっと!頑張りなさい。そうしたら、また家族をやり直してあげる事も考えてやらなくもないわ。」


…数年間、有り得ないレベルの楽と身勝手に、接待にどっぷり浸かってきた人間を簡単に受け入れたら、また何かの拍子に元の木阿弥になりかねない。


ゆえに、更生して謝ってきても、あえて半ば突き放すのが重要。


康太君「…お父さんお母さんに認めてもらえるよう、頑張ります!」


「今日は、会って頂き、話を聞いて下さり、ありがとうございました!」


一礼して帰って行った息子。

そこには、かつてのひたすらだらしなかった面影は微塵もなく。


更に数年後。

リーダーを任されたと報告に来て、またも謝罪した息子に。


父親「よく頑張った!いや、頑張ってくれた!おかえり、康太!」


康太君「あの時、父さん母さんが叩き出してくれたおかげだよ!もし、あのままだったら僕は今頃、人生潰れてた。」


「お父さん、お母さん。本当にありがとう!」


現在、親友から返してもらった家で、親子3人暮らしているという。


母親「息子は働きながら通信制の高校で勉強してたらしくて。この春卒業で、結婚する予定の彼女も紹介してくれるとか。」


「もしあのまま引きこもりを許してたら、今頃どうなっていた事か!ミツさん、本当にありがとうございました!」


このケースは、あくまでも1例。

状態や程度によっては、警察やカウンセラーなど、第三者を入れる場合もある。


しかし、原因と解決策はほぼ一貫しています。


【終わらない引きこもりは、ひたすら子供の顔色を伺い、半ば接待奴隷と化してしまった親の責任。】


【親が直ちに接待をやめる事!】


【家から出し、引きこもりを続けられない状態に、強制的にもっていく事!】


ここからしか、何も始まらない。


自分達亡き後、子供がひたすら世間に迷惑をかけながら薄汚く自滅していくようにするか、


もしくは、鬼になってでも更生させ、我が子の幸せな人生の基礎を築いてやるのか?


本当の親の覚悟と愛情が試され、問われる問題。


今現在、引きこもりのお子さんを持ち、苦しんでいる方、おられましたら、参考になれば幸いです。