早春の下倉山 (JR上越線小出駅裏から)
「下倉山」(標高322m)は、魚沼市の中心地小出の市街地から北へわずか2キロ。高くもないのにその険しくどっしりとした山容は、四季を通じてなかなか存在感のある山です。近寄りがたいほどの険しさで、中世の頃には城も築かれ、今では下倉城史跡の山として知られています。
藪の中でようやく見つけた標高319.6mの三角点
20年ほど前に比較的緩やかな裏側から登った時は、濃い藪のため「頂上」を見つけることができませんでした。その後2回目は、震災で斜面が崩落していたために途中で断念。
そしてつい先日3度目___
登り始めると辺りは濃いガスがたちこめ、急に薄暗くなってきました。鬱蒼とした林の中は、場所が場所だけに、「耳なし芳一」の兵の甲冑の音でも聞こえてきそうな、何となく薄気味の悪い雰囲気です。
年甲斐もなく落ち着かない気持ちを断ち切るように、神経をGPSの画面に集中。見事1メートルの誤差で、藪の中で標高319.6mの三角点を発見です。 若い人の真似をして標石にタッチをして逃げるように下山しました。
帰ってから、スマホでいくつかのアプリを探しても、この下倉山には「みんなの足跡」をひとつも見つけることができませんでした。下倉山は「登る山」というよりは、「見る山」なのかも知れません。












