先年、断捨離という家族の掛け声に押されて、昔からのテープ、レコード、CD,などの音源をPCでデジタル化し、本体はすべて処分しました。
PC音楽は、場所はとらない、検索は瞬時、編集も自在、などと便利なことこの上ない。でも、所有の満足感、実在感といったようなものがない点だけはちょっとさびしい。あのアルバムのジャケットの写真を見ながら、レコードやテープを回すのはよいものでした。
などと思っていた2,3日前、ネットである音楽アルバムの写真を見た途端、無性に懐かしさがこみ上げてきました。それも、レコード盤ではなく、オープン・リール・テープときたから懐かしさもひとしおです。さらに内容が好きな指揮者とプログラムだ。置き物となっていたオープン・デッキも呼んでいる。 もうたまらずにクリックをしました。
2日後には届いてしまったブルーノ・ワルター指揮シューベルトの交響曲第8番「未完成」/ベートーヴェン作曲交響第5番「運命」のオープンリール・テープ。断捨離の最中、また物が増えてしまったこの現実・・・・。
それでも、昔懐かしい写真のアルバム、手に取るとその重さが心地よい。この実在感が何とも言えません。自分の若い頃に直結する音楽のジャケットデザインが、目の前にあるというのはいいものです。明日は、コーヒーでも飲みながら、ゆっくりとリールが回るオープンデッキで、40年前のテープの名曲を聴いてみようと思います。












