「木の芽」と言うと、とくに太平洋側では山椒の若芽のことを言うようですが、当地方ではミツバアケビの若芽のことを言いますから面白いものです。

Stillman&Burn 14x22cm / HOLBEIN
最近都会の人には、春の山菜ではこしあぶら、たらのめなどが人気と聞きますが、こちらでは、このきのめこそ最高の山菜と言う人が多いです。待ちに待った春の陽気で一気に伸びるその新芽は、みずみずしくやわらかくあの独特な苦味と食感が良いなどと、昔も今も多くの人々に好まれている山菜です。また、採れる量が少ない、料理に手間がかからない、などということも好かれる理由にあるかもしれません。
きのめは細いつるのため、体力と言うよりは目の力と根気が勝負で、一握り採るのもなかなかたいへんです。それだけに、食べる楽しみは格別です。
木の芽(アケビの芽)を、さっとゆでて・・・
・うずらの卵をおとし醤油で ・わさび醤油やマヨネーズ醤油で
・花かつおと醤油で
などと、食べる方法はいろいろとあるようです。
戦国時代、知将・直江兼続は食用を兼ねたウコギの垣根を奨励したということです。これをヒントに、我が家では雪囲いのいらないアケビの生垣を立て、この春もまたこの木の芽を摘んでは夕餉の一品に楽しんでいます。秋には、またあの甘~い実をたくさんつけてくれるでしょうか。






どうしたものかと、ある