水草の揺らぐ水辺                    P10


 先日ふと、今頃あの川辺の紅葉はどうだろうかと、かなり前に絵を描いた場所に、道具を持って行ってみました。あれもこれも描きすぎたという反省の気持ちもあったからです。
 この絵を描いておいてよかったと、あまりの変わりように思わずため息が出てしまいました。きれいな水草が揺らいでいた川底には、泥がたまり、いろいろな草が水の流れを澱ませています。所々には白いゴミもたまっています。もちろん、魚釣りの人の船もいません。
 自然や風景というものは、こんなに変わるものかと複雑な気持ちで写生を諦めて帰りました。

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   歳月人を待たず・・・ とは、まったくよく言ったものだ。

  このブログは、パソコンの不具合やほかいろいろあって気の向かないまま、春がきて、夏が来て、そして秋になっていた。大雪だ大雪だという最後の投稿から何と7か月も経過している。

 

  暑さ寒さも彼岸まで、あの酷暑を何とか生き延びてきた植物もようやく精気を取り戻し、家の周りでは露草が盛んに咲いているのを見るとほっとして、何か懐かしいような気がしてきた。

     ♪ とんぼのメガネは

           水色メガネ

           青いお空を飛んだから

           飛んだから~  ♫

 

と歌った子供の頃がなつかしい。

   とんぼぐさと呼んでいたツユクサ(ツユクサ科)が、7月中旬に家の周りで咲き出し、お彼岸を過ぎて今を盛りと咲いている。

   朝咲いた花が昼しぼむことが朝露を連想させることから、「露草」と名付けられたという。アサガオなどと同様、早朝に咲いた花は午後には萎む半日花である。英語名では、ずばり Dayflower などと言うようだ。

  でも、やはり日本語の「露草」の方がいい。我々の感性に合っている。古くは万葉の時代から人々は歌に詠んだりしてきた。俳句では、露草、月草、蛍草などの名で、秋の季語とされている。

 

         草花を画く日課や秋に入る  正岡子規

【 test 】 M子さん、あなたの軌跡図を借りて試しにアップしてみました。

こういことでしょうか。まわりのいろいろなテキストなどはトリミングでいくらでも調整できます。

 積雪440センチ___今から78年前の1945年(昭和20年)2月25日、魚沼市小出(旧小出町)で記録された最深積雪です。これは観測記録が残る1916年からの107年間で最も多かった積雪の記録です。

 

 

 

 旧小出町は小さいながらも人家が密集した市街地です。流雪溝はあっても屋根から下ろした雪をさらに家の周りに積み上げざるを得ないような冬があります。屋根から「雪を下ろす」のではなく、雪から2階建ての「屋根を掘り出す」ことから、「雪堀り」と言う言葉が今でも普通に使われています。「雪かき」などというのどかな言葉はこの地にはありません。

 

 記録的な大雪と言い伝えられている「三八(サンパチ)豪雪」(1963年)では最深積雪が299cm。「五六豪雪」(1981年)が363cmですから、上記の市街地での「440cm」がいかに大雪だったのかということになります。

 なおこの時には、放射冷却による冷え込みも厳しく、マイナス20.△℃(△は自分の転記データーを紛失)が新潟県蚕業試験場小出支場(海抜100m前後)で観測されています。これも当地での過去107年間の最低気温ということから、この年の冬がいかに厳しい冬だったかということが想像されます。ちなみに、この雪が消えたのは5月17日だったとのことです。

 

 このようなデーターに思いをめぐらすとき、昔から雪国の人々は大雪という自然の猛威にじっと耐え忍び、

自然への畏敬の念や感謝の気持ちを知らず知らず培ってきたのだと思うと感慨深いものがあります。

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                      軒からのつららも危険なほどに

 

            

            54年(以上?)ぶりの大寒波による気温のようす  ( T&D  RTR-52 )

 

   一昨日1月24日午後から流れ込んで来た寒波は強烈でした。予報では 10年に一度などと警戒を呼び掛けるニュースが溢れていました。その後、雪下ろしの雷が鳴ったり、風も吹き気温は急激に下がり、翌25日の朝にはマイナス6.5℃(アメダス小出も-6.5℃)を記録。当地方では、降雪中にこれだけ気温が下がるのは珍しいことでした。

 その後も雪は弱いながらも降り続き、日中の最高気温でさえも何とマイナス3.7℃(アメダス小出-3.6℃)までしか上がらず、震え上がるような一日となりました。軒先からは垂れ下がるつららも危険な氷柱というくらいのリッパなものが並び、壮観な感じさえするほどです。

 1月の一日の最高気温がマイナス3.6℃という観測は、手元にある1969年以来(小出郷消防署)の公式最低記録の1985年1月30日のー3.4℃を超えています。報道の 10年に一度くらいのは軽く超え、54年ぶり(それ以上の?)の記録更新ということになりますから、まさに記録的な寒波と言うことができるでしょう。ただ、小出郷消防署、アメダス小出の統計開始以前には、新潟県蚕業試験場小出支場の大正4年(1915年)からの55年間分の観測記録もあるはずです。閲覧ができれば、実に108年間の当地の公式気象記録ということになります。

 

  (本稿は、小出郷消防署の気象観測データーを調べ、「44年ぶり」を「54年ぶり」と訂正しました。2023年1月30日) 

         

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