おそらく50年かそれ以上の小雪の冬になっている。どうみても記録的な暖冬小雪ということになろう。
一つの記念として、昨日に続けて書き残してみたい。
郷土自慢になるかならないかわからないが、国内有数の豪雪地帯のこの越後魚沼地方。
子どもの頃、ニ階の窓を玄関代わりに家から出入りしたり、たまに晴れた日には外の雪遊びで暑くなり、
脱いだ服を電話線に掛けたりした記憶がある。積雪が4メートルか6メートルくらいになった冬もあったようだ。昔災害派遣できた自衛隊の隊員がこの様子に仰天して、「この雪が消えてなくなるのには一体何年かかるのか」と地元の人に聞いたとか。
こんな豪雪も、火山灰や豪雨などの自然災害に比べると、人的被害や大きな災害とならなければ、むしろありがたいものと考えるべきなのかもとも思える。文字通り山のような雪も、季節が進むにつれて少しずつ消えていってくれる。そしてかけがえのない良質の水となって一年中田畑を潤してくれる。観光資源としても大きな価値がある。まさに、雪は「天からの贈り物」(寺田虎彦)なのかも知れない。
こんなことをとりとめもなく考えていても、一旦雪が降り続くとあっと言う間に大雪となってしまうのを誰もが知っている。まだまだ肝心な2月が控えている。これからだ。
明日は「大寒」です。寒さが最も厳しい頃と言われています。
ところが、この冬は気温が高く、雪がほとんど降りません。例年は積雪が2メートル前後の豪雪地のコシヒカリの田んぼは、遠くから見ると、麦秋のようにも見えるほどです。公園の広い芝生などは草紅葉のようなままで、それはそれで美しく見えます。この時期の風景としてはまったく珍しい光景です。
記録的な小雪の2020年1月16日 八色の森公園から越後駒ケ岳
地域のアメダスのデーターでは、観測開始以来の39年ぶり(?)の異常な小雪の冬となっているようです。自分の記憶では50年以上のことかもしれません。コシヒカリの水不足とならないようにと祈るばかりです。記念にもなるかと思い、寒さに震えながらスケッチと野鳥観察をしてみました。
《 この日の野鳥観察の結果 》
【調査地】 新潟県南魚沼市 八色の森公園
【天 候】 曇りのち弱いにわか雨
【観察日時】2020年1月16日 14時20分から2時間程度
【観察概要】Nよりの風、風力2程度。気温4.5℃。日差しがないのでやはり寒い。平地部は雪がまったくなく、公園の芝生や 田んぼは一面黄土色。この時期としては異様な風景に見える。確認できた鳥は、場所と時期的にはこの程度なのかも。
【観察種】 1.ダイサギ 2.マガモ 3.カルガモ 4.チョウゲンボウ 5.セグロセキレイ
6.ヒヨドリ 7.ツグミ 8.カワラヒワ 9.スズメ 10.ハシボソガラス




