こんにちは、iro-laboの向井です。
私には最近、“推し”が現れました。
これまでアイドルに興味ゼロだった私にある日突然、
天使の矢が放たれたのです![]()
アイドル文化を知る中で気づかされたことがありました。
幼き頃、自然に受け入れていた「色でのキャラ付け」は、
戦隊ヒーロー達だけではありませんでした。
「なぜアイドルにはメンバーカラー」があるのか![]()
「人数の多いグループ」はどうしている![]()

ひとつには、視覚的な個性付けとして、
ひとりひとりを覚えてもらうために導入された
と言われているようです![]()
衣装で身につけている場合は、
遠くても誰がどこにいるのかも分かりやすいですよね。
所謂「識別」という“色のはたらき”です。
そしてもうひとつ![]()
色が持つ印象によって、
メンバーのキャラクターを引き立てたり、
印象を補強する効果
も狙えます。
メンバーカラーは公式に決まっているグループもあれば、
ファンの間でひとりひとりに対する共通イメージから
認知されている場合もあるようです。
色相で考えてみると例えば・・・
●赤→リーダーシップ・情熱
●ピンク→可愛らしい・華やか
●橙→ムードメーカー・明るい
●黄→親しみ・元気
●緑→穏やか・癒し
●青→冷静・信頼
●紫→神秘性・豊かな感性
そして実際に使われている色。
数色の色数で収まるグループもいれば、
10名前後の大所帯も![]()
さて、どうしているのでしょうか![]()
色が足りない問題はないのでしょうか![]()
調べてみると、上手く割り当てられていました。
例えば、ネイビブルー・ライトオレンジなど・・・
「色相だけでなくトーンで差別化する」
と色数の幅も広がりますね![]()
例えば青系だけでも
●スカイブルー <lt16>
●ターコイズブルー <b16>
●ネイビーブルー <dk18>
●ウルトラマリンブルー <v19>
●シアン <v16>
※ <>内はPCCSトーン記号
最初はなんとなく割り当てられた色だったとしても、
“この人といえばこの色“だと、
自然とその人らしい色が選ばれているような気がします。
それまで自分では選ばなかった色を
推しを通して好きになる方も
いらっしゃるのではないでしょうか。
アイドルに関わらず、
皆さんの好きな有名人や身近な人のキャラクターを意識して
「その人らしい色」を考えてみると
新たな気づきがあるかも知れませんね![]()
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