パームズさんの焙煎日記【2日目】


1日目の焙煎では、
「気づいたら鍋を振る位置が下がってた」
と、パームズさん。 

思ってみればぼくもそうでした。 


最初は火から10cmの高さで、

1ハゼから6cmにして

なんてことを、

銀杏炒り器の時代からノートに書いていました。 



今回パームズさんは、

コンロの脇にやかんを置いて

高さの目安にされたそうです。


2回目の焙煎はブラジル。


コーヒー豆


前回と比べてみると、



コーヒー豆


炒りムラが少ないですね。 


しかも上のブラジルは、 
中庸な炒りなので 


もっとコクが欲しいから気持ち深く
もっとさっぱりしたいから浅く

など、好みの焙煎をするための

基準になる焙煎度合い。


初めにこれくらいの炒りを狙ってみると 
好みのロースト具合が見つかるかと思います。 


自分もこれくらいの焙煎が好きです。


「コロンビアよりやりやすかった」

とパームズさん。

 

 

 

しかし、 
ひとつ気になることが。

それはコーヒー豆の色です。


矢印の豆が黒いのは
焙煎による色づきではなく、 
焦げによる色づきです。

 



豆の平らな面だけが 
鍋の底でスライドしてしまうことでできる 
焦げ(炭化)です。 

なので焦げによる苦味を感じるはず。 


コーヒー豆の水分が

たくさんあるうちは焦げないのですが、
水分がすくなくなった時に、
このような焦げが発生する場合があります。



1ハゼ以降はナベを速く振る

これがきれいに焙煎するコツです。


お味の方は、

「苦っ!でも2口目、ストレートに意外とイケてた」


ということでした。 

 


パームズさんの焙煎日記③