本蓮沼駅から板橋駅まで「ぶらり」~その一~ | 散歩おじさんの「ぶらりWalk」

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散歩おじさんが街中やら、公園やらを「ぶらり」した様子を載せています(^.^)

散歩おじさん地方は昨日に続いて今日も気温が上がり、朝のうちはちょっと風のヒンヤリ感があったので、いちおう薄いウインドブレーカーを着て出かけましたが、それも昼前には不要となるあたたかさでした!

さて今日の記事は都営地下鉄三田線の「本蓮沼駅」からJR埼京線の「板橋駅」まで歩きました旧中山道の「ぶらり」記事です!

旧中山道を歩いたと言っても、現在「旧水戸街道」を歩いているように、ず~っと終点まで道中しようというわけではなく、たまたま歩いたエリアが旧中山道に沿っていたということですので、念のため・・・

・・・ということで都営地下鉄三田線の「本蓮沼駅」からスタート~(^.^)


本蓮沼駅は国道17号線、すなわち中山道沿いにありまして、そこから国道を300mほど南下しますと、現在の国道17号線と旧中山道が分岐します!


分岐点から400mほど進んで街道からちょいと脇へ入った所にあった和菓子屋さんでお団子を買い求めましたv(。・・。)イエッ♪


お団子は家へ持ち帰る「自分土産用」ではなく、「ぶらり」中のおやつとして求めましたので、途中の公園での休憩中に美味しくいただきましたよン(๑´ڡ`๑)

あんこの甘さが程よく、茶色い方は「みたらし」ではなく「しょうゆ」という名で売られていまして、その名の通りみたらしほどに甘くない「スッキリしょうゆ味」が美味しく、出来立てのお団子の柔らか~い食感もナイスでした(^^)b

なお、お団子が平べったいのは、丸いお団子をパックに詰めてもらったから潰れちゃったわけではなく、元々こういう形だったのですよ!

昔はこんな風に表のガラス戸に金文字で店名っていうお店が多かったですよね(^_-)-☆


ゆる~く蛇行しているのが旧道っぽい感じ・・・!?


和菓子屋さんから450mほど進むと「縁切榎」に到着~!

江戸時代からの名所で、庶民の間では男女の悪縁を切ることや断酒などが祈願されたそうでして、近隣での嫁入りの際には縁が短くなることを恐れてその下を通らないようにしたということです(-人-)

なにしろ江戸時代末期、皇女和宮が14代将軍徳川家茂に降嫁の折、江戸への下向の際にはその例にならってこの榎の下を通らないようにするためにわざわざ迂回路が作られたというのですから、榎の「縁切りパワー」恐るべしですね(^^;

もっとも今では「悪縁は切ってくれるが、良縁は結んでくれる」として良い意味での信仰の対象になっているそうで、お社の前の絵馬掛けにはたくさんの絵馬が掛けられていました(^人^)

ところで↑7枚目の画像からもお分かりの通り、境内と呼ぶにはいささか狭いよなぁ(^^;・・・というほどの敷地には社務所も無く、さてみなさんどこで絵馬をいただいているのかと思ったら・・・

なんと「絵馬の自動販売機」がありました( ´艸`)

何事も今風だなぁ・・・と納得したのも束の間、「それじゃ自販機設置前にはどうしてたんだろう?」という新たな疑問が湧いちゃいましたけど、残念ながらそれを確認する術はありませんでした(^笑^)

榎の樹皮をそぎ取って煎じ、悪縁を切りたい相手や断酒してほしい相手・・・たぶん酒乱のご亭主とかだったんでしょうねぇ(^^;・・・に密かに飲ませると願いが成就するとのことですが、石碑の様に祀られたこちらの木には、ご覧の注意書きがありました!

う~ん・・・たしかに注意書きが無かったら、こっち木の方がご利益がありそうな気がして削っちゃうかもしれませんね(^^;