本日の散歩おじさん地域の最高気温は、前日差-1.4℃だったものの、それでも30℃を軽~く超えて32.1℃!
連日の暑さに、言っても詮無いことと思いながら「暑い~(;^ω^)」って言葉が出ちゃいますね(^^;
さて今日の記事は「旧水戸街道歩き」の続きと言えば続きなのですが、街道から外れての「寄り道」になります!
今回の「旧水戸街道歩き」をひとまず終えた交差点から成田道の方へ100mあまり進み、そこから更に手賀沼の方へ向かって住宅地内の坂を400mちょっと下ると、子之神大黒天(ねのかみだいこくてん)の山門に至り、そのまま山門を抜けて境内の方へと進みます!
因みに通りの左側の塀は個人のお宅のものでして、あきれるぐらいに長~く続く塀から察するに、ものすご~く広い敷地なのだと思われます(@。@)
塀の上から見える庭木を見上げながら、庭師さんを入れてのお手入れも大変なんだろうなぁ・・・などと、頼まれもしないのに他人様のお庭の心配をしちゃいました(^笑^)
「他人様のお庭の心配」をしながら目指した先は、子之神大黒天の境内の直前にあります「旧村川別荘」です(^.^)
「旧村川別荘」とは、東京帝国大学の教授であった「村川堅固氏」が大正6(1917)年に購入した別荘とのことなのですが、旧水戸街道歩きに続いて寄り道したのには訳がありまして、実はこの建物は「我孫子宿本陣」にあった離れを移築・一部改装したものなのです(@。@)ホホォ~!
今回の「旧水戸街道歩き」の③の記事に書いた通り、我孫子宿本陣跡には説明の柱しかなかったので、せめて離れの建物でも残っているのであれば見物したいと思って、足を延ばしたというわけなのですv(。・・。)イエッ♪
ぐるりと建物を回り込むと、裏はこんな感じ~!
現在は瓦葺になっていますが、村川氏が購入した時は茅葺だったそうです!
建物内部も見ることができますよ(^.^)
本陣と言えば参勤交代の大名が泊まることもあったでしょうから、さすが離れと言えども立派な座敷ですねぇ!
床の間の落とし掛け(床の間上部の横木)は「黒柿」と呼ばれるものだそうです!
説明板によりますと・・・
「黒柿は柿の木が樹齢を重ねた結果、内部に取り込まれた微生物や化学物質によって木目に黒い縞が現れたもので、高級家具や調度品に使用される大変貴重なものです。」とのことで、なるほど人の手で塗ったりしたのでは到底表現できないような模様がきれいでした(#^.^#)
釘隠しが使われていることにも本陣らしさが感じられました!
昔のガラスって、斜めから見ると像が歪むんだよねぇ(^.^)
画像では分かりにくいですが、昔のガラスが残っているのでそんな眺めも楽しめました!
↑の建物に隣接する「新館」は、村川氏が大正14(1925)年に朝鮮旅行をした時の印象をもとにデザインしたとのことで、なるほど特に屋根の辺りなど、それっぽいなぁ・・・って思えましたよ(^^)