滝山城~続日本100名城~ | 散歩おじさんの「ぶらりWalk」

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散歩おじさんが街中やら、公園やらを「ぶらり」した様子を載せています(^.^)

今日の東京地方は朝から曇り空でしたが、昼前後は薄日が差す時間帯もありましたので、昨日と同様に気温が上がりました!

さて今日の記事は「八王子城」から移動して「滝山城」です(^.^)

八王子城と滝山城は直線距離で8kmほどですので、同じ日に2城めぐれるのですよ!

なお、滝山城は北条氏照が八王子城に拠点を移すまで、居城としていた城です(^^)

いつもの様に攻城軍の将兵のつもりで城地に入りますと、まずは立派な竹林の間を進みます!


城内の道は土塁や堀で大きく曲げられ、寄せ手が直線的に侵入できないようになってますよ!


滝山城ではアプリをダウンロードして、城内各所にあるスポットでQRコードを読み取ると、AR(拡張現実)でかつての城の様子を見ることができるのです(^_-)-☆


例えば現在ではただの空堀となっている所も・・・


寄せ手の侵入を阻むため、畝堀や障子堀と呼ばれる工夫がされていたと考えられるということで、その様子をリアルの画面に映し出して見ることができるのです(^.^)

↑4枚目の空堀の画像と見比べていただくと、畝堀・障子堀が映し出されている画面に写っている木が、リアルなものであることが分りますでしょ!

他にも「門」の画像が映し出されたりするので、城があったころの様子が、より分かりやすく想像できて面白いですよ(#^.^#)

こちらは「行き止まりの曲輪」と呼ばれていて、平地の部分(曲輪)の両端が細い土橋のため、寄せ手にとっては行き止まりのような形になってしまい、「ふくろのねずみ」状態で動きが取れなくなってしまう「からくり」なのです(@。@)

寄せ手にとっては「行き止まりのからくり」ですが、城兵にとっては「馬出(城外に撃って出るために、馬や兵を一時的に溜めておく場所)」の役割を果たすようになっているという、実に巧妙な「からくり」なのです!

「本丸」に次いで重要であったという「中の丸」から城外を眺めると、こんな風景です(p_q)

眼下を流れる多摩川が天然の堀の役割を果たし、多摩川を渡った後も、城へは急斜面を登らなければならないという、地形を利用した要害だったそうです!

本丸と中の丸を結ぶ橋は、現在では見学者が安心して渡れるように架けられていますが、本来は「引橋」で、敵が攻めてきた時は橋を引いて渡れなくする工夫がなされていたのだそうです(@。@)ナルホドォ~ッ!


本丸は箕輪城ほどではありませんが、山頂にあって狭かった八王子城よりは、はるかに広かったです!


・・・ということで、こちらも無事に「続日本100名城」スタンプをGetしましたv(。・・。)イエッ♪