春の向島百花園 | 散歩おじさんの「ぶらりWalk」

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散歩おじさんが街中やら、公園やらを「ぶらり」した様子を載せています(^.^)

今日の東京地方は穏やかに晴れ、気温も20℃と過ごし易い一日でした(^.^)

さて今日の記事は「春の向島百花園」です!

花の少ない時期でもなにかしらの花を見ることができる向島百花園ですが、春を迎えていろんな花が咲いていましたよ!

まずは入ってすぐの所に咲いてました「いかりそう(錨草)」からドウゾ(^.^)

花の形が船の錨に似ていることが名前の由来とのことですが、ホントにユニークな形ですよね!

「しろばなたんぽぽ(白花蒲公英)」は園内随所で見られました!


「ふりそでやなぎ(振袖柳)」はちょうど花芽と花を同時に見ることができるタイミングで楽しめました(^^)

ところで「ふりそでやなぎ」の名前の由来については、たくさんの葉が垂れさがる様を振袖に例えたという説が一般的なようですが、春先に向島百花園で行われました「野草ウォッチング」の際、講師の植物研究家の先生が別の由来を教えてくださいましたので、簡単にご紹介したいと思います!

みなさんは江戸三大大火の一つに数えられる「明暦の大火」はご存知でしょうか?

亡くなった娘の供養のため、娘の振袖を寺で燃やしたところ、火の付いた振袖が突風に巻き上げられ、寺の建物に燃え移って火元となったことから、明暦の大火は「振袖火事」とも呼ばれています!

そして火元となった寺にこの木があったことから、「ふりそでやなぎ」と呼ばれるようになったとのことです(@。@)ホホォ~ッ!

自生していたのか植えられていたのか分かりませんが、「ふりそでやなぎ」にしてみれば、火元の寺にあったというだけでそういう名前を付けられちゃったことに、ひょっとしたらクレームを言いたいんじゃないでしょうかねぇ(^^;

「きぶし(木五倍子)」も花が見頃でした(^.^)

果実に含まれる成分が染料の「五倍子(ぶし)」の代用になることからの命名だそうですが、そもそも「五倍子(ぶし)」を知らないと「木五倍子」も読めないですね(^O^;タハハッ!

こちらは「すずめのやり(雀の槍)」だそうです!

草丈が15cmほどと書けば、花穂がいかに小さいかご想像いただけるでしょう(p_-)

茎の先に花穂が付いている様子を、大名行列の毛槍に見立て、小さいことから「雀の槍」という名になったのだそうです!

 

「雀」は小さい植物の名前に良く使われるそうですね!

「ゆすらうめ(山桜桃または梅桃)」は花の中央のピンク色が可愛いなぁ~♪


足元に「ほとけのざ(仏の座)」を見つけると春を感じます(^^)


「みつばあけび(三葉木通)」の花は色が地味なので、危うく見逃すところでしたが、見頃の花のプリントをチェックしたおかげで気付くことが出来ました!


ほんの数輪でしたが「にわざくら(庭桜)」が優しい色の花を咲かせていました!

画面でも確認できる通り、コロンとした可愛い蕾がたくさんでしたから、これから楽しめそうですね(^_-)-☆