今日の散歩おじさん地域は朝から冴えない曇り空で、朝の9時前から降り出した雨が、その後も弱いながら降ったり止んだりという鬱陶しい一日でした(^^;
さて今日の記事は3月中旬に、埼玉県飯能市の低山で「山歩きハイキング」をしましたよ・・・というお話です!
山歩きハイキングは西武秩父線の「飯能駅」からスタートです(^.^)
散歩おじさんは飯能駅が「ムーミンバレーパーク」の最寄り駅だということを知らなかったのですが、「ムーミン」ファンのみなさんは当然ご存じなのでしょうね(^^;
こちらは飯能の町中にありました「店蔵(見世蔵)絹甚」という明治時代の建物です!
この日の目的は山歩きでしたが、古い建物に興味がある散歩おじさんにとっては、山までの途中でこういう建物を見ることができてラッキーでした(*^^)v
そういう建物なども楽しみつつ、駅から道なり距離で2kmほど歩くと「天覧山登り口」に到着です!
天皇陛下がご覧になることを「天覧」と言いますが、この山もまさに天皇陛下の天覧から名付けられたそうなのです!
少々長いのですが、山の麓にあった説明板に書かれていた名前の由来を以下に書きますので、ご興味がおありの方はお読みください!
「この山を天覧山と呼ぶ。明治十六年四月、この地に近衛諸兵対抗演習が行われるに当って、明治天皇は扈従(こしょう)を率いてこの山にお登りになり、親しく戦況をご覧になったのであるが、その折、山頂のお野立所(おのだてしょ)にお着きになるや開口一番「ああよい景色」と仰せられた。天覧山の名はこの時に始まる。」
~天覧山麓の説明板より/ただしカッコ内に記した読み仮名は散歩おじさん追記~
登り始めて10分ほどの所には、岩に羅漢様が祀られた「十六羅漢像」があります(-人-)
徳川5代将軍綱吉が重い病気になった時、生母である桂昌院が親しかった飯能出身の大名を通じて飯能のお寺を頼って病気平癒の祈願をしたところ、たちどころに健康を取り戻したとのこと(@。@)ホホォ~!
そのことを喜んだ桂昌院が16体の羅漢像を寄進したのが、天覧山中に今も残る「十六羅漢像」なのだそうです!
参考にしていたマップには、十六羅漢の先に「岩場」があると書かれていたのですが、登り口が町の市街地から2km程度のところにある低山ですから、岩場と言ってもそれほどのことでもあるまいと甘く見ていたのですが・・・
なんとけっこうマジな岩場には鎖を掴まないと登れないくらいの段差もあり、「甘く見ていてゴメンナサイm(__)m」って反省しながら登りました(^^;
鎖を頼ってなんとか岩場を登った先には、山頂展望台がありました!
天覧山山頂195mの展望台からの眺めはこんな感じ~!
やや霞んでいたのが残念でしたが、山並みの眺めを楽しめましたよ(p_q)
この日は天覧山に登った後、その北西に位置する多峯主山(とうのすやま)を目指すコースでして、山頂からお隣の山頂を目指すには一度山を下りることになります!
下りるってことはその分また登ることになるわけなので、こういう時って「なるべく下りるのは少な目で、早く隣りの山への登りコースになってほしいなぁ」って思うんですよね( ´艸`)
やがてたどり着いた隣の山への登りコースがこちらですv(。・・。)イエッ♪
ここは「見返り坂」と呼ばれていて、源義経の母「常盤御前」が登った時、あまりの風景の良さに振り返り、振り返り登ったのが坂の名の由来とのことなので・・・
散歩おじさんも振り返ってみたらこんな眺めでして・・・?
常盤御前が振り返ったというほどの景色ではなかったのですが、800年以上前と今では、視界を遮る木々の様子などが違っているのかもしれませんねぇ(?。?)
気を取り直して坂の上の方を見ると、お父さんと一緒に元気に登る女の子がいました!
この後山頂で、他の登山者の方から声をかけられて答えているのをたまたま耳にしたのですが、この子は小学1年生なのだそうです(@。@)
そのわりには途中の足取りもしっかりしていてビックリしたのですが、その様子からするとお父さん(もしかしたらお母さんとも?)と何度も登っているようで、きっと山登りが好きなのでしょうね(^^♪