成田街道~酒々井の続き②~ | 散歩おじさんの「ぶらりWalk」

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散歩おじさんが街中やら、公園やらを「ぶらり」した様子を載せています(^.^)

まだまだ日中は気温が高い日が続いていますが、道端の草むらから聞こえる虫の音に季節を感じられるようになりました(^.^)

さて記事の方は「成田街道歩き」の続きです!

前回の記事の最後では旧道が現在の国道と合流する場所まで載せましたが、合流してから200m足らずで国道と別れ、再び旧道歩きとなりました!


再び旧道に入って間もなく、「成田山」の文字が刻まれた石柱を発見~!

右側面に「酒々井迄三拾町」の文字が読み取れましたので、道標なのだと分かりました!

道標の先は「大坂」と呼ばれる長い上り坂で、昔は荷車の後押しをする「おっぺし」がいたのだそうですよ(@。@)ホホォ~!


こちらは坂の途中にありました「大崎馬頭観音堂」です!


か~なり急な石段を上ると、お堂の周りにいくつもの「馬頭観音」の石碑がありました(-人-)

「おっぺし」が必要なくらいの長い坂では、馬も人や荷を乗せて大活躍だったでしょうから、そういう馬たちを供養するために馬頭観音が祀られたのでしょうね!

お堂の中には元気なお馬さんの額が掲げられていましたよ!


大坂を上り切った所で再び国道と合流しましたが、坂はおおよそ500mで20m上っているようですので、けっこう急ですよねぇ(@。@)


合流地点にあったこの木柱には「千葉県指定 成田道伊篠」の文字が刻まれていまして、かつてここにあった「成田道伊篠(いじの)の松並木」が昭和43(1968)年に県の史跡として指定されたことを示す物のようです!

・・・が、残念ながら松並木は松喰虫の被害を受けて次々と枯れ、昭和57(1982)年には県の指定が解除になり町指定に変更され、その後、昭和60(1985)年には最後まで残った2本も枯れたことで町指定も解除され、今ではこの木柱によって、かつてここに松並木があったことを知るのみと言うことのようです(´;ω;`)ザンネン~

とても残念な話ではありますが、40年近く前に枯れてしまったというのではどうにもなりませんので、この辺り松並木があったんだなぁ・・・って想像しながら道中しました(^^;