今日は群馬県の伊勢崎市で最高気温39.5℃というおそろしい数字を記録したそうですが、明日も東京都心で37℃予想など、各地で危険な暑さが続くそうですから、熱中症に充分注意しましょうね!
さて今日の記事は前回の記事で「丸墓山古墳」の上から眺めた「忍城」です!
現在、忍城の跡は「行田市郷土博物館」なのですが、駐車場からは「城跡らしい門」をくぐって博物館に向かいますよ(^.^)
なお、この門はあくまでも「城跡らしい門」として作られたもののようですので念のため・・・
博物館はお洒落な建物ですが、屋根の瓦とか軒下の漆喰を連想させるような白い部分など、やはりお城風な造りになっています!
展示スペースの手前には歴代城主の紋がズラっと並んでいましたが、散歩おじさんが興味を持った石田三成から水攻めを受けた当時の「成田氏」の紋は一番右の「丸に三つ引き」です(^_-)-☆
館内に展示されているのは「幕末の忍城」なので石垣の上に築かれた三階櫓などがあって、石田三成が攻めた頃と建物の様子などは違っているでしょうけど、土地の様子などは大きく変わっていないようです!
実は忍城は何度も城攻めを受けながら落ちなかった堅城として知られていまして、模型を見ますと「なるほどこりゃぁ攻める側にとっては厄介だねぇ(^^;」って思えるのが城の周りの「水」です!
普通のお城は周りに堀を巡らせていますが、忍城は堀と呼ぶには広すぎるような広大な水の中に城の各区画が島の様になっていますでしょ(@。@)
これでは一気に大勢で攻撃することも出来ず、何度も城攻めを受けながら落ちなかったというのも分かります!
因みに忍城の成田氏は北条方でして、豊臣秀吉が小田原城を攻めているまさにその時、こちらは石田三成に攻められていたわけですが、小田原城開城までついに持ち堪え、北条方の城の中で唯一落城しなかったのだそうです(@。@)ホホォ~!
館内で勉強した後は、郷土博物館に隣接して復元された「御三階櫓」を見上げて江戸時代の忍城を想像してみましたよ(p_q)
かつての城域はすっかり町になっていて、当時の縄張りなどが分かるものは少ないのですが、近くにある「水城(すいじょう)公園」が堀の跡だというので移動しましたところ・・・
郷土博物館から公園に向かう途中の小学校の門の脇に「勘定所跡」という石碑が建てられていて、他にも中学校の門の所には「太鼓門跡」などもあり、その辺りが城内であったことが想像できました!
やがて水城公園にたどり着くと、外堀であったという大沼跡が満々と水を湛えて、別名「浮き城」とも呼ばれた忍城の面影を伝えているように思えました!
公園散策中にアカボシゴマダラ発見~(p_-)
もちろん「続日本100名城」スタンプをGetしてきましたよ(^_-)-☆
こちらは前回の記事に載せた和菓子屋さんで求めた忍城の最中、その名も「忍城物語」です!
「御三階櫓」を模した最中につぶ餡がぎっしり詰まっていて、美味しかった~😋